見出し画像

日本だけに与えられた糀菌


エストニアで一緒に生活をした
中学生の男の子が教えてくれました。

糀菌はね、

他の菌たちに勝つんじゃなくて

仲良くなって生きているんだよ。

いっちゃんより



日本が恋しい

海外で生活する中で
日本を恋しいと感じるときは
食事をしているときです。

エストニアにも
美味しい食材はたくさんあります。

ロシア料理、ジョージア料理
イタリアンにフレンチと
陸続きの食文化は多様です。

「郷に入れば、郷に従え」

その土地の旬の食べ物を食べることが
健康であるはずなのに。

それでも
何か物足りないのは何故でしょう。


糀菌との出会い

私は食文化を中心に
エストニアと日本の違いを探しました。

そこで出会ったのが「糀菌」です。

糀菌オリゼー

糀は日本の国菌です。

「日本にだけ与えられた菌」なのです。

日本にいるときには氣付かなかったけど
私たちは糀からできる発酵食品を
毎日当たり前のように食べていました。

醤油、味噌、酒、味醂など
日本の食卓には欠かせない調味料ですから
ほんとに毎日食べているんです。

もちろんエストニアには
糀でできた発酵食品や調味料はありません。

だって日本にしかない菌で作られているのだから。

エストニアに住む私に足りないものは
「糀菌」だったんだ。



食事と腸内環境と菌

そんな目に見えない菌から作られる
発酵食品や調味料が食べられないからって
生活に支障が出るわけがない。

そう思われると思います。

人間の細胞と腸内細菌の数

こちらをご覧になられれば
わかると思いますが
人間の細胞の数よりも
腸内細菌の数の方が多いのです。

腸内細菌のバランスは
毎日の食事によって決まります。

日本人が毎日食べている糀菌が
腸内環境に大きく影響しているのは
言うまでもありませんね。



糀菌と日本人の心

糀菌はね、

他の菌たちに勝つんじゃなくて

仲良くなるんだって。

いっちゃんだよ。

彼が教えてくれたんです。

糀菌はすべてを調和する力を持っていると。

「調和」の象徴、糀菌

日本にだけ与えられた糀菌。

きっと日本人には
すべてを調和する力があるんだと。

日本人は
微生物の存在が発見される
はるか昔から
糀菌と共に生きてきました。

糀菌は
愛と調和の大和の心です。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?