ドイツ生活基盤作り
ゲッティンゲン二日目。時差ぼけと戦いながら、朝起きてまず街に出る。まず、自転車の不具合を直す。椅子の角度が前に上がりすぎているのだ。店に行き
「私の自転車の椅子には問題がある。角度が悪い」
とたどたどしいドイツ語で説明。何とか通じるが、結局最後のほうは英語で話しかけられてしまう。これが一番屈辱的だ。
次は電話。ドイツテレコムに単身で乗り込む。
「私は昨日引っ越してきた。学生寮に住んでいる。私の部屋で電話を使いたい。どうすべきか」と、大学一年生の前期で出てきたドイツ語をフル活用