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子どもの「天才」を開花させるには - 子どもを手放そう!-受験生のお子さんを持つ親御さんたちへのメッセージ

子どもがどう成長するかはあなたの「保護者力」が問われている現実

・顔を見ると「勉強しなさい」と言ってしまう
・兄弟や他の子と比べてあなたは…と思うだけでなく本人に伝えてしまう
・勉強以外の本人の興味や趣味を「そんなこと」と否定してしまう

そんな保護者のみなさん、大勢いると思います。

学習塾で数千人のお子さん、保護者のみなさんと関わってきた経験の中ではもちろんですが、音楽・芸能を志す子たちや親御さんたちとの関わりの中でも、そんな保護者のみなさんを沢山見てきました。

そして、上の項目のような親子関係が続くと、お子さんたちは「親はうるさく言うだけで自分の気持ちなどわかってくれない」と思って、ますます勉強から遠ざかり、親に反発していくようになってきます。

短期的には「反抗期」の3文字で片付けられることですが、長期的には親子関係の大きなひずみとして長く根深いものに発展することが多いと思います。

どんなお子さんも最終的には「親に愛されたい」という気持ちを心の底では願っているわけで、誰よりも自分を理解してほしい対象は(将来的に結婚したりして自分の家族を持つまでは)親という存在に違いありません。

親に否定されて育ったお子さんは「自信」、自尊心が傷ついたままになってしまい、結果「自分の中に眠る天才の種子」は、自分を疑う劣等感の中で消え去っていくのです。

"Everyone is born a genius, but the process of living de-geniuses them."
「誰もが生まれながらに天才なのだが、生きる過程がその天才を奪うのだ」

R. Buckminster Fuller

こちらは前回の投稿(下記リンク)、前々回の投稿でも触れている内容なのでぜひそちらもご参考に:

親御さんから見れば子どもというのは幾つになっても子どもです。

私の両親も50にもなった私を見る目線は小学生の頃からさほど変わっていないと思います(笑)それが親子というもので、自然なものです。

なので、お母さんやお父さんが、息子さんや娘さんと関わる時に「頭ごなし」に自分の価値観や正解を押し付けてしまう気持ちもよくわかります。

それが「愛」からの行動だというのも、親御さんの目線から見れば「正解」です。

ですが、お子さんの目線からはちょっと違ったものになります。

客観的に色々な親子関係をみてきた私からすると、保護者のみなさんに問われる力は、話を「伝えること」ではなく、話を「聞くこと」だと思います。

「言われたい」のではなく「聞いてもらいたい」「理解してもらいたい」のが子どもの目線から見えるものです。

子どもがどう成長していくのか、そこで問われるのは実は「保護者力」なのかもしれません。

受験期には「悩める受験生」だけでなく、「悩める保護者」が大勢います。そんな保護者のみなさんに少しでもお役に立てれば、と思いYouTubeに動画を投稿しました!

何か少しでもヒントになれば幸いです!


さて、現在着々と2023年3月オープンを目指してオンライン個別指導教室の準備を進めています。そちらの件は下記の投稿をご覧ください:

それではまた!よろしくお願いします!


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