旅は道連れ
ひとり旅はあまり好きじゃないけど、ツアー旅行も無理。
どうも〜!
集団生活が苦手なタイプ、ももなかかです。
とは言え、学生時代はなんとなく和を乱さないように、目立たず、ひっそりと集団の端っこに属していた。
友達は少ないけど、むしろそれでいい。
友達100人もいたらどうしていいかわからんよ。
ひとり旅は気が急いてしまう。
その土地の美味しい食べ物をちょこちょこいろいろ食べたいのに、少食なため、ちょっとしか食べられない。
悔しい。
きれいなもの、かっこいいもの、楽しい気持ちを一人、心の中で「わぁ〜!」「すごい!」と思っているだけじゃ、もったいない。
誰かと共有したい。
旦那さんも私もツアー旅行が苦手。
「はい、次はここで〜す!○時に集合してください」
行きたくないところは行きたくないし、いっぱい時間を使いたいところは使いたい。
要するに・・・わがまま?
そんなだから、二人で初めての海外旅行(新婚旅行)もJTBに行きと帰りの航空券だけ取ってもらって、あとはホテルも、旅程も全部自分たちで組んだ。
今考えると、あまりにも考えてなさすぎて恐ろしいけど、その時はただただ楽しみで、旦那さんはドイツ版「地球の歩き方」、私はイタリア版「地球の歩き方」を眺めてニヤニヤしていた。
なんとかなると思っていた。
ドイツ〜イタリア旅行。
あの頃はiPhoneもなかったから、頼れる情報は「地球の歩き方」と「印刷したアウトバーンの地図」
若かったね(いや、単に無謀だろw)
アウトバーンでシュトゥットガルトに行こうとしているのに、印刷したグーグルマップはざっくりしすぎて役に立たないし、空港で買った地図はドイツ語表記でさっぱりわからない。
ちなみにアウトバーンの看板もドイツ語だから「え〜っと、ゲート・・・ゲーテ・・・?ああっ!読めなかった〜!」
「よっしゃ、こっちだろ?」とグングン走って「なんか違うよね?あ、これ、シュトゥットガルトと反対じゃん!」と戻ったり、出口を通り過ぎて道に迷ってベソをかいたり。
それでも今は笑い話でいい思い出(もう二度とやりたくないけど)
先日、スーパーで応募したキャンペーンに外れたけど「感謝賞」として「日帰りバスツアー」のご案内が届いた。
ふむふむ。
シャインマスカットは食べ放題だし、バラとコスモスは見られるし、すき焼き御膳は食べられるし、ワインも飲めて、バスで全部連れて行ってくれる。
確かに安くてお得。
これがもう少し出発場所がいろいろあったら母でも誘おうかと思ったけど、うちの近くの駅からだからなぁ。
断られるのを前提で旦那さんに聞いてみた。
「日帰りバスツアー、行く?」とご案内を見せると「あ〜、いろいろ回れていいね。・・・でも、バス、狭いから・・・」
そうだった。
旦那さんは閉所恐怖症でもあるから、自分で車を運転しているなら大丈夫だけど、バスは狭くて苦手なんだった。
「いや、断られると思ってたから。じゃあ、二人で車で行こう」
旅の道連れは旦那さんが一番よいね。
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