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老眼と記憶力

先日、酔っ払って帰ってきた旦那さんが買ってきた食べ物の中にクランキーがありました。

あー、これこれ。

鬼滅コラボのようですが、私はそこまで鬼滅ラブでもなく、中身のクランキーの方にむしろ興味がありました。

「クランキー・・・」と言うと「食べていいよ」と言われましたが、旦那さんが買ってきたので「一緒に食べようよ」と言って箱から取り出しました。

箱の表面にも鬼のキャラクターが描かれていましたが、裏面にも描かれていて、こちらは「ミニチュアを作ってみよう!キリトリ、山折り」と書いてありました。

旦那さんに「え?これ、切り取って作るものなの?」と言うと「どれどれ?」と言ってハサミを取り出して切り始めています。

「私、あんまりその人、好きじゃないよ?」と言うと、それには特に構わず「全集中・・・何だっけ?」

旦那さんは私よりさらに鬼滅に詳しくないのです。

「呼吸だよ。呼吸。全集中。・・・工作の呼吸?」

絶対に弱そうw

チョキチョキと旦那さんはハサミと箱を動かしながら切っていますが「これ、小さいし、意外と細かいし、子どもだと結構大変じゃないかな?」

「確かに、その小ささと形じゃ、鬼滅好きな子でも大変そう。あなたは手先が器用で大人だから出来るけど」と言うと「いや。実は細かい部分がよく見えない」

「・・・老眼!?おじいちゃんじゃん!それじゃあ、孫が『おじいちゃーん。これ、作ってー!』って言っても、孫にもおじいちゃんにも難易度が高いってことだね」

クランキー、サラッと難題を入れてくるなぁ。

「この裏面のミニチュアより、表面の方が大きいし、いいんじゃない?」

「え?だから、私、その人、別に好きじゃないんだけど」

旦那さんはミニチュアを仕上げると、表面も切り取り始めて、支え部分も箱から作り出して、満足そうに眺めていました(一応、著作権的な問題があるかも、と思ってモザイク掛けてみた。あんま、意味ないw)

名前は知らない

・・・だから、私、その人・・・

まぁ、いいや。

ちなみに私も「これはー下弦の壱でしょ?無限列車で夢を見させる鬼でー、名前はーなんだっけ?うーん。わかんない」

・・・旦那さんがおじいちゃんなら、私もおばあちゃんだわw

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