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夢見る少女じゃいられない

そもそも概念的な「少女」の年齢ではないけど「夢見る気持ち」は忘れたくないよね?

想像ではいい感じなのに、現実は意外と地味で世知辛い。

そういうことはよくある。


期待に胸が高鳴ったんだ。

それなのに。

「あきらめたらそこで試合終了ですよ」

知ってる。

そして、大人に成り果てた私はその後に、こう続けたい。

「それがあきらめたくないものならば」


結論から言おう。

私はあきらめた。

・・・ごめん、もう無理ぃ〜。

ハイキュー!!ショーセツバン!!を読み続けることが出来なかった。

休み休み、なんとか1巻を読み切って、2巻のフィルムをベリベリと剥がす。

表紙、裏表紙、中のポスターを見て、ときめく。

いいな、やっぱり。

それなのに、あぁ、それなのに。

・・・うぐぐぅ・・・

この喉の奥が詰まった感じ。

ジワジワ私を侵食する違和感。

・・・ごめん、もう駄目ぇ〜。

2巻の1話目も読めずに本を閉じた。

オナカ、イッパイ、デス。

まだ未開封の3巻が開封されたとして、読まれる可能性は、ほぼない。


ただ今、絶賛断捨離中、本、強化月間。

そう、手放すなら、なるべく早く、新しいうちがいい。

購入後、一週間。

さっそく断捨離候補となりぬれば。


お見合い写真と釣書で「え?この人、素敵じゃない!どうしよ?」とドキドキしたけど、会ってみたら「あ〜w全然違ったわ〜w」みたいな、幸せな妄想と容赦ない現実って感じ?

素敵な嘘に溺れることも出来なかった。

・・・夢見る少女じゃいられない。

フー!!

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