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日本語の奥深さを知る

昨日、会社の人たちと焼肉に行った旦那さん。

その後、二次会にも行ったようで帰ってきたのが深夜2時半。

私は寝ていたけど、暗めの電気を付けていたのと、眠りが浅いので、旦那さんが帰ってきたのに気が付いた。

旦那さんは脱衣所に行ったようだ。

手を洗ったりしている感じ。

しばらくすると静かになって・・・あれ?どうした?

私は最後に食べたミミガーがしょっぱくてジャスミン茶をがぶ飲みしていたので、トイレに行くついでに旦那さんが何をしているか見に行くと・・・寝てた。

脱衣所で寝てた。

「・・・おかえり。・・・え?大丈夫?」

「ただいま〜。びっくりした。起きてるの?」

「寝てたけど、トイレで起きて見にきた」

寝っ転がっている旦那さんの手を引っ張って起こそうとしたけど、重くて起こせない。

旦那さんはしばらくジタバタしていたけど、自力で起き上がってリビングに移動して椅子に座っている。

・・・寝よう。

私がベッドで寝ようとすると、旦那さんが動き出した。

ん?

なぜか、椅子を引いてテーブルの下にもぐりこんで・・・寝っ転がったー!

ええぇーw

何がしたいんだろう?と観察していると、そのうち、寝たーw

・・・

脱衣所もリビングも電気は付けっ放し。

渋々起きてテーブルの下で寝ている旦那さんに布団を掛けて、脱衣所とリビングの電気を消して、寝ようとした。

・・・いびき、すごww

旦那さんは飲むと特にいびきが大きいけど、今日のいびきは地鳴りのような低音で絶え間なく響き渡っていた。

ゴゴゴゴゴ・・・

リビングでもかなりの騒音だから、隣りだったら眠れないレベルだったわ。

朝、起きると旦那さんはテーブルの下で布団にくるまって寝ていた。

・・・よくこんな硬い床で寝られるなぁ。

旦那さんは今日、有給を使って休み(と前日に言っていた)

だからこそ?こんなに意識不明になるまで飲んだくれてきたんだろう。

私は普通に今日も在宅勤務でリビングを使うので、旦那さんに「朝だよ。ベッドに行って寝な」と布団と一緒にベッドに追いやり、通常通り、仕事を始めた。

お昼くらいには起きるでしょ、と思って、お昼、一緒に食べられるかなぁと思っていたけど、旦那さんは途中でトイレに2回起きたくらいで、なんと・・・15時間半も眠り続けた。

・・・信じられない。病気で薬を飲んでいる状態でもないのに・・・15時間半も寝てるって。

結局、18時半くらいにやっと起き上がって「うぅ・・・胃が痛い」と胃薬を飲んでいた。

「二日酔い?」と聞くと「うん。頭は痛くないけど、胃が痛くて気持ち悪い」

二日酔いで頭が痛くならないのと、吐かないのはうらやましい。

「お腹減った?何か食べられそう?」と聞くと「う〜ん」

「うどんとか。あ、沖縄そばもあるよ」と言うと「あぁ、いいね。沖縄そば。あったかいしょっぱい汁が飲みたい」

私が作ろうとすると「いいよ。作るよ」とヨロヨロ起き上がって沖縄そばを作ってくれたのがタイトル画像。

「今日は1日寝たきりだったなぁ」と旦那さんが言ったので「1日寝過ごしたね」と言って「あ!」と思った。

「寝過ごす」って、電車とかで寝ちゃって目的地を通り過ぎる時に使っていたけど「寝て過ごす」と言う、今日のような時も使うのか、と「日本語って奥深いな」と思ったけど、こんなしょうもないことで思い知るのも、ねぇ。

沖縄そばを汁まで完食した旦那さんは「ちょっと横になるね。腰が痛いから湿布貼ってくれる?」と言うので「硬い床で寝るからだよ」と言って湿布を貼った。

しばらくベッドでゴロゴロしていた旦那さんだったが「お腹空いた」と言って起きてきた。

・・・え?

さっき沖縄そば、食べたよね?

「・・・今日、1日何も食べないで二日酔いと戦っていたから体力を消耗したんじゃない?」

その後、旦那さんは「お腹空いた」と何度もつぶやきながら、冷凍ごはんを解凍して、レトルトカレーを食べ始めたwww

しかも「胃が痛い」と胃薬を飲んでおきながら、メチャ辛い「ブートジョロキア」をカレーにぶっかけて食べるという所業を見た私は「ムカついた!もう、ムカついたからプリン食べる!」と言い、プリンを食べたのだった。

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