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感謝して手放す

現在、久しぶりの断捨離、掃除、片付けのビッグウェーブ中。

乗ってけ、乗っとけ、この波に。

たいていの場合は「捨てられない科、掃除めんどくさい属、片付けられない種」なんだから。


「家が火事になった時に1つしか持ち出せないとして、何を持って逃げる?」

実は一番大切な物以外はそこまで必要ではないんじゃないか?っていうね。

究極の質問だなぁと思うけど。

あとは「死んだら棺桶に入れたいほど大事か?」とか。

・・・いやぁ。

そう言われたら「この服、捨てる?取っておく?」なんて無意味じゃない?

だいたいの物、要らないよね。


本も徐々に断捨離している。

本はなんとなく、自分の一部のような、私を形作ってくれたもの、という気がして手放しにくい。

ずっと本に支えられて、救われてきたから。


今回のビッグウェーブで本を断捨離し始めてから、引っ掛かっていた。

テレビ台の下の文庫本。

引っ越してきて、テレビ台の下に並べて、いつしかその前にCDなどが置かれて後ろに追いやられて1度も読んでいないかも知れない。

それでも未練がましく、本の自炊(本を自分で電子化して、本は断捨離)を調べたりした。

今日、テレビ台の下から出してみた。

20冊ほどの文庫本は、ほとんどが経年劣化で黄ばんだり、シミができたりしていた。

これが現実。

「好きだった」のは過去。

あの頃の私には必要だったけれど、今と未来の私に自炊をして、この本をデータで保存しておく必要はあるか。

答えは出ていた。

ありがとう。

あの頃の私を幸せにしてくれた本たち。

感謝して手放そう。

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