嗅覚が呼び覚ます思い出

台湾と香港に行って思ったのですが、匂いが、ね。

あの独特の匂い。

食べ物だけじゃなくて、何もかも全体的にあの匂い。

だいたい、八角。

あの匂いがダメだとなかなかキツイですよね。

香港に行った1日目。

私は五感ランキング第一位が嗅覚のため、匂いにやられてグッタリしましたが、

鼻を慣らして（麻痺させて）、見事、奇跡の復活を遂げました。

香港で八角を探し回って市場の雑貨屋みたいなところで、タイトル画像の八角粉を買って「いえ〜！」と喜んでいたけれど、なんのことはない、普通に日本のスーパーにいっぱい売っていましたw

それまでは八角を買おうと思ったことがなかったので、スーパーで目に入らなかったのでしょうね。

まったく本格的ではないけれど、ひき肉と細かく刻んだ香味野菜やらを、塩コショウと醤油と八角で味付けすれば「なんちゃって魯肉飯」の頭部分が完成。

八角入れたら途端にそれっぽくなるマジック。

旦那さんのお弁当に「なんちゃって魯肉飯」を詰めて、その上に目玉焼き乗っけよう。

魯肉飯には目玉焼きは乗ってないと思うけど、旦那さんはタコライスとか、ロコモコとか、ガパオライスみたいなのが好きだし、目玉焼きがあった方が少し華やかでは？

旦那さんはこのお弁当を食べたら、楽しかった台湾と香港を一瞬で思い出すでしょう。

この八角の匂いで。