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閃光のハサウェイは真の令和ガンダム作品の幕開けである

公開初日6/11に観てきました。
見てからだいぶ経ちましたが、そろそろ書いてもよいかなということで、ネタバレは基本含まない方針ですが、気になる方は読まないでください^^;

実は公開直前まであまり注目していませんでした。
冒頭15分の動画公開を見たのをキッカケにインタビューなどメディア公開されている情報を追いかけて、これは見ないといけないなと思っていきました。

①冒頭15分だけを見てもこれはきちんと映画であること
➁前後関係を知っているいないに関わらず、楽しめる映像作品になっている手応えを感じたこと
③映像、音響ともにハイクオリティーな作品であること


から、これはガンダムUCと同じ素晴らしい作品ではないかという匂いを感じて、見るなら公開日に舞台挨拶付きを見ることにしました。
劇場はほぼ満席で、男性客が多かったですが女性客やカップルなどもチラホラいた感じでした。
ガンダムUCって女性ファンはどれぐらいいたのかちょっと興味があります。

実際、冒頭15分はYoutubeで見ていたのですが劇場で見ると音響が段違いに異なるので、すでに見ているのにも関わらず、作品世界へ一気に引き込まれ
ました。
冒頭の衝撃的なシーンからひと段落したところからの再びのアバンで、そこからはもうジェットコースターのように展開していくのですが、本当にハリウッド映画のような計算されて作られた作品です。

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出典:「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」第2弾予告編公開 原作小説に出番がないアムロ・レイ登場

ターンAガンダムでも描写されていたのですが、劇場作品として、そして最新の音響システムであるドルビーAtomosを使った作品でモビルスーツ戦の恐ろしいまでの描写に、アニメ作品にも関わらず恐怖を感じました。

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シールドで防がれたビームの拡散粒子が、足元にいる人々へ降り注ぎ、車を蒸発させたり、モビルスーツをおそらく意図的に大きく描くことで、人間との対比からくる恐怖など、今までのガンダムではあまり描かれていない部分に注力しているように感じました。

これはそもそもマフティーというテロリスト集団を題材にしていることからも暴力の恐怖といった部分が根底テーマなのもあり、このような組み立てにしていると感じました。
冒頭のマフティーを名乗るテロリスト集団のハイジャック時の射殺シーン、容赦なく人々が宿泊するホテルへミサイルを撃ち込むシーンなど。
ただ、反面マフティーの面々の淡々とした様や少し楽し気に活動している様などは対比され、より怖さとリアリティーを演出しているのだなと思いました。

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出典:『ガンダム 閃光のハサウェイ』2週目入場者プレゼントは?

クスィーガンダムとペーネロペとのMS戦のシーンは動きが激しいのと、意図して明度が落とされているので
、一回見ただけでは実のところ、何がどうなってるのか追いきれなかったのですが、3DCGを使うことでアニメーションさせることを想定していないであろう両ガンダムがリアルに動き戦う様だけでも時代の進化を感じましたし、こういう観点ではまだまだアニメ化できる作品が出てくるのではないかと楽しみに思いました。

本作は三部作の最初のリールなわけですが、あと2作品で本当に結末まで描け切るのか?という良い意味での不安と、2作目はいったいいつ見れるのか待てないぞという感じで劇場を後にしました。

キャストや制作陣も言っていますが、本作からガンダムに入ってもよいと思いますし、令和ガンダムのスタートとして相応しいレベルの作品ですので、ぜひともまだ見ていない方は劇場へ足を運んでみることをオススメします。

初週興行収入がガンダム作品として過去最高という滑りだったそうです。
是非ヒットしてほしい素晴らしい作品なので、貢献するためと両ガンダムの戦闘シーンをもう一度見るために2回目を見に行くかもしれません^^

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