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情報処理業界55年の軌跡


1.初めに


情報処理業界は、1970年代に本格的に始まりました。当初は、大企業や政府機関などの大規模なコンピューターシステムを開発することが主な業務でした。この時代には、メインフレームコンピュータが主流で、大量のデータを処理することができるようになりました。

1980年代には、パソコンの普及が進み、個人でもコンピューターを所有することができるようになりました。この時代には、ソフトウェア開発が主な業務となりました。また、データベースシステムの開発やネットワークシステムの構築なども重要な業務となりました。

1990年代には、インターネットが一般的に普及し始め、Webサイトの制作やeコマースシステムの開発が盛んになりました。また、ネットワークのセキュリティやデータの保護なども重要な課題となりました。

2000年代以降は、モバイルデバイスやクラウドコンピューティングなどの新しい技術が登場し、情報処理業界は急速に変化しています。AIやIoTなどの技術が発展し、人工知能による業務自動化やデータの解析、ビッグデータの活用などが主な業務となっています。

また、近年は、ブロックチェーン技術やサイバーセキュリティなど、新たな分野が注目を集めています。情報処理業界はますます多様化し、急速に進化していくことが予想されます。

2.私の軌跡 概要


私は1966年4月に日本で最初のコンピュータ学校に入学し、翌年4月から情報処理業界にデビューしました。
50年以上も情報処理やIT(情報処理とITはイコールでは無い)の分野でクリエータとして活躍してこられたということは、多くの人々に影響を与えることができたことを意味しています。私が作り上げたものが、多くの人々に利益をもたらしたり、利用者の生活をより豊かにすることができたのではないでしょうか。

また、50年以上もこの分野で生きてきたということは、この分野が経験した変化や進化を目の当たりにしてきました。この期間中には、コンピューターの性能が飛躍的に向上し、インターネットが普及したことなど、多くの重要な出来事がありました。私が経験したこれらの変化を通じて、この分野がどのように発展してきたのかを理解しています。

ITという未知の世界に飛び込んで50年以上。その間、様々な事件や出来事に遭遇してきました。各エピソードを交えながら、IT業界の歴史を振り返ります。

3.情報処理 発展史

  1. 1970年代から1980年代は、コンピュータの創成期といわれます、IBMが先頭に立ちハードウェア・ソフトウェア(OS)が発展しました。

    • 日本で最初のコンピュータ学校に入学・卒業しました。

    • この時期、私はオペレーターからプログラマーとしての基盤を確立しました

    • プログラマーとしての、最初の仕事はCOBOLコンパイラーの開発作業でした。

    • その後2年ほど私が主要な部分を受け持っていたためメンテナンス作業も行っていました。

    • メンテナンス作業は他人が作成したプログラムを読み解く技能も必要でした。

  2. 1980年代から1990年代は、初頭にかけて経済環境が厳しくなり企業間競争が激化すると,同業他社との優位性を確保するために,戦略情報システム(SIS:Strategic Information System)の重要性が高まり,いわゆるSISブームが起こった。私は、情報化の先駆けとして、経営情報システム(MIS)が挙げられます。MISは、情報を収集・処理し、経営上の意思決定に役立てることを目的としたシステムです。これにより、企業が迅速かつ正確な意思決定を行えるようになったことで、業務の効率化や競争優位性の確立に繋がりました。現在では、MISは必要不可欠な存在となっており、企業の経営戦略に欠かせないものとなっています。

  3. 情報システムが企業の競争戦略を支援するために使われるようになったのである。:大企業では汎用機(富士通、東芝、日立など日本のメーカも進出)の導入が進みました。

    • 私は1985年1月にOAコーディネーターズを創設しました。

    • フリーSEとしてIBM、東芝の2次下請けとして活躍しました。

    • 仕事でメンバーが足りない時は、他社から応援をお願いすることもありました。

    • このころは仕事探しをしなくても、仕事の終了間際には次回の仕事の依頼が来ていました。

    • 大手メーカーはシステム開発要員をそろえていない、基本システム作成は2次受け、3次受けの力が必要。:現状においてもこの構造は変わらない。

  4. 1990年代から2000年代は、1990年代になると,組織内のコンピュータシステムの構成は,特定の機能を持ったサーバとLAN(Local Area Network)で結合されたエンドユーザー側の多数のパソコン(クライアント)からなるクライアントサーバシステムが主流となってきた。インターネットは一般の人々に爆発的に普及した。これは,ネット社会(電子メールやWebなど)のはじまりを示しており、情報システムのあり方にも大きな影響をおよぼし始めてたが、バブル崩壊によりコンピュータシステム導入は皆無になりました。1995年Windows95が発売され一般の方もコンピュータの利用が増えました。

    • 私もバブル崩壊により2次下請けの仕事がなくなり、仕事探しと金策に奔放していました。

    • このころ自営で続けてゆくこと無理と考え、職替えを考えましたが、ある方の助言と仕事をいただけ現在までこの仕事を続けています。

    • 汎用コンピュータの仕事から、パソコンを主とする仕事となりました(MicrosoftAccess、Excel関係、パソコン操作指導)。

    • 製造会社の顧問として「データベース」の保守・運用を請け負いましたが、その会社の情報処理全般(デジタル化・IT化)について業務改善・業務改革を行いました。

  5. 2000年代から2010年代はガラケー携帯やスマートフォンが発売されました。ガラケー携帯やスマートフォンさらにパソコンも一家に一台ということになりました。企業も個人もSNS利用も拡大・変化を遂げていきました。

    • MicrosoftAccessを使用して補助金を使用したERPシステムの構築を行いました。(事業が苦しい時に得た技術が役立ちました)

    • 青色申告会でパソコン指導を20年ほど行ったがパソコンのエンドユーザがパソコン操作に対して耳学問で行っていることなどを知り「パソコン指導」始めました

    • 請負作業がなくなりホームページで情報発信を始めました(現在までに100ページを超えました)

  6. 2010年代以降は、モバイルデバイスやクラウドコンピューティングなどの新しい技術が登場し、情報処理業界は急速に変化しています。最近はAIやIoTなどの技術が発展し、人工知能による業務自動化やデータの解析、ビッグデータの活用などが主な業務となっています。

    • 現在これといった作業はないが,メールなどで各種情報を得て、自分のサイトにページ数100を超えるページを、逐次該当ページを更新しています。

    • 仕事探しをしているが76歳が壁となり、無職状態です


最後に、IT分野での長年の経験を生かし、今後も業界に貢献する意志を持つ編集者がいます。特に、若手にアドバイスを提供し、後進の成長に寄与することを目指しています。これまでの知識や経験を生かし、IT分野の進化とともに常に勉強し、最新の技術を習得していくつもりです。私の決意と共に、今後も活躍をしたいと考えています。



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