SUICIDAL TENDENCIES『HOW WILL I LAUGH TOMORROW... WHEN I CAN'T EVEN SMILE TODAY』

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レコード＆昭和プロレス愛好家のゴベと申します。

2022年8月10日に、こちらの記事を公開しました。

1989年に発表された『CONTROLLED BY HATRED / FEEL LIKE SHIT... DEJA-VU』を紹介したものです。

この記事を作成するためにSUICIDAL TENDENCIESのことを調べているうちに、7月24日に元ベーシストのボブ・ヒースコートがバイク事故で亡くなったことを知りました。
謹んで哀悼の意を表します。

『CONTROLLED BY HATRED / FEEL LIKE SHIT... DEJA-VU』に収録された「Just Another Love Song」と「How Will I Laugh Tomorrow」の2バージョンでベースを弾いているのは、ボブ・ヒースコート。
いずれも1988年に発表された『HOW WILL I LAUGH TOMORROW... WHEN I CAN'T EVEN SMILE TODAY』を制作していた時期に録音された音源のようです。

ボブ・ヒースコートがSUICIDAL TENDENCIESに在籍していたのは、1988～1989年。
『HOW WILL I LAUGH TOMORROW... WHEN I CAN'T EVEN SMILE TODAY』は、彼が全面的に参加して制作された唯一の作品ということになります。

SUICIDAL TENDENCIES
『HOW WILL I LAUGH TOMORROW... WHEN I CAN'T EVEN SMILE TODAY』
  LP (E 44288, FE 44288) / US / 1988

side-A
1. Trip At The Brain
2. Hearing Voices
3. Pledge Your Allegiance
4. How Will I Laugh Tomorrow
5. The Miracle

side-B
1. Surf And Slam
2. If I Don't Wake Up
3. Sorry?!
4. One Too Many Times
5. The Feeling's Back

Mike Muir (Vocals)
Rocky George (Lead Guitar)
Mike Clark (Rhythm Guitar)
Bob Heathcote (Bass)
R.J. Herrera (Drums)

1988年9月13日にEpic Recordsからリリースされた3rdアルバム『HOW WILL I LAUGH TOMORROW... WHEN I CAN'T EVEN SMILE TODAY』。

私が所有しているのはUS盤LP。初めて買ったSUICIDALのレコードです。
マイク・ミューアとマイク・クラークのサイン入り。

Mike Muir

Mike Clark

全曲最高！ 完璧な作品です。
一番好きなSUICIDALの曲は『CONTROLLED BY HATRED / FEEL LIKE SHIT... DEJA-VU』収録の「Just Another Love Song」ですが、アルバムのベストは本作ですね。これまでに何度聴いたか見当もつきません。

そんな愛聴盤である『HOW WILL I LAUGH TOMORROW... WHEN I CAN'T EVEN SMILE TODAY』の記事を書くために今回いろいろ調べてみて、CDとMDに「Suicyco Mania」が収録されていることを初めて知りました。
(そもそも、1998年にMDが発売されたことさえ知らなかったけど）

「Suicyco Mania」は、LPとカセットテープには未収録。
（ポーランドで発売されたアンオフィシャルのカセットテープには収録されているようです）

しかし「Trip At The Brain」の12インチで聴くことができます。

SUICIDAL TENDENCIES
『Trip At The Brain』
  12" (49 07873) / US / 1988

side-A
1. Trip At The Brain

side-B
Suicyco Mania

Epic Recordsからリリースされた「Trip At The Brain」のUS盤12インチ。B面に「Suicyco Mania」が収録されています。
（Virgin Recordsから出たUK盤12インチも「Suicyco Mania」入り）

ところどころ、曲のタイトルを叫んでいるけど、基本的にはインストです。

しかし、CDに入っているのはヴォーカル入りとのこと。マジで？

マジだ！！！！！

知らなかった。30年以上このアルバムを聴いてきたというのに。

ということは、CDで『HOW WILL I LAUGH TOMORROW... WHEN I CAN'T EVEN SMILE TODAY』を聴いていた多くのSUICIDALファンは、このことを知っていたのか・・・。
誰か教えてくれよぉぉぉ。
（SUICIDALファンにとっては常識なんでしょうね）

Discogsを覗いてみたら、2012年にBack On Blackというイギリスのレーベルから再発されたLPのB面1曲目に「Suicyco Mania」が入ってるじゃん！

Suicidal Tendencies - How Will I Laugh Tomorrow... When I Can't Even Smile Today

この記事を作成している時点で2点出品されているけど、めちゃくちゃ高い！ 

「3000円以下で譲ってもいいよ！」という太っ腹な方がいらっしゃいましたら、コメントをください。
何卒よろしくお願いします。

・・・とはいえ、運よく2012年のUK再発盤LPを手に入れることができたとしても、『HOW WILL I LAUGH TOMORROW... WHEN I CAN'T EVEN SMILE TODAY』を聴きたいときにターンテーブルに載せるのは、USオリジナル盤だと思います。30年以上、このレコードで聴いているわけですから。
UK再発盤は、あくまでもヴォーカル入りの「Suicyco Mania」を聴くために入手したいのであって。

B面に針を落としたときに最初に流れてくるのは、やはり「Surf And Slam」であってほしいのです。

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こちらもぜひ。

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