PUBLIC ENEMYの名曲を7インチで聴く
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前回の続きです！
妻が買ってくれたキャップが届いてから、PUBLIC ENEMY熱が再燃！
PUBLIC ENEMY、めちゃくちゃ好きなんですよね。
こんなものも所有してます。
＊
前回は、1～4枚目のアルバムを紹介しました。
でも、好きな曲を聴きたいときに選ぶのは、7インチのほうが多いかも。
アルバムを聴きたい気分のときは、もちろんLPをかけるけど、シングルのほうがLPよりも音圧が高いので。
ということで今回は、PUBLIC ENEMYの7インチを掲載。
我が家には、彼らの7インチが8枚ありました。
【 1 】
Public Enemy No. 1
/ Timebomb
PUBLIC ENEMY
『Public Enemy No. 1 / Timebomb』
7" (650497 7) / UK / 1987
side-A
1. Public Enemy No. 1
side-B
1. Timebomb
1987年に発表された1stアルバム『YO! BUM RUSH THE SHOW』から、最初にシングルカットされたのが「Public Enemy No. 1」。
FRED WESLEY & THE J.B.'S「Blow Your Head」からサンプリングしたムーグシンセが印象的な名曲です。
所有しているのは、UK盤7インチ。カップリングは「Timebomb」です。
【 2 】
Bring the Noise
PUBLIC ENEMY
『Bring the Noise』
7" (651335 7) / Europe / 1987
side-A
1. Bring the Noise
side-B
1. Sophisticated
1987年に公開された映画『レス・ザン・ゼロ』のサウンドトラックからシングルカットされた「Bring the Noise」。
クラシック中のクラシックですね。
翌年リリースされた2ndアルバム『IT TAKES A NATION OF MILLIONS TO HOLD US BACK』にも収録されたPUBLIC ENEMYの代表曲。
ヨーロッパ盤の7インチは「Sophisticated」とのカップリング。
1stアルバム収録曲「Sophisticated Bitch」の別バージョンです。
【 3 】
Don't Believe the Hype
/ Prophets of Rage
PUBLIC ENEMY
『Don't Believe the Hype』
7" (652833 7) / UK / 1988
side-A
1. Don't Believe the Hype
side-B
1. Prophets of Rage
『IT TAKES A NATION OF MILLIONS TO HOLD US BACK』からのシングルカット。
A面は「Don't Believe the Hype」。
「Don't, don't, don't, don't」と、フレイヴァー・フレイヴと一緒に歌いたくなるくらいキャッチーな曲ですが、そのリリックは痛烈にメディアを批判する内容です。
定番ブレイクビーツとして知られるメルヴィン・ブリス「Synthetic Substitution」のドラムに、ジェームス・ブラウンの「I Got Ants In My Pants」と「Escape-Ism」を上ネタに使用したトラックも耳に残りますね。
B面は「Prophets of Rage」。
PUBLIC ENEMYのチャックDとDJロードが、CYPRESS HILLのB-リアル、RAGE AGAINST THE MACHINEのトム・モレロ、ブラッド・ウィルク、ティム・コマーフォードと2016年に結成したPROPHETS OF RAGEのバンド名は、この曲が由来です。
【 4 】
Fight the Power
PUBLIC ENEMY
『Fight the Power』
7" (MOT-1972) / US / 1989
side-A
1. Fight the Power
side-B
1. Fight the Power (Flavor Flav Meets Spike Lee)
1989年に公開されたスパイク・リー監督作品『ドゥ・ザ・ライト・シング』のサントラ盤からシングルカットされた「Fight the Power」。この曲もPUBLIC ENEMYの代表曲ですね。
翌年リリースの3rdアルバム『FEAR OF A BLACK PLANET』にも収録された「Fight the Power」は、ビルボードのHot Rap Songsチャートで初の1位を記録しています。
B面は、フレイヴァー・フレイヴとスパイク・リーのやり取りを収めた「Fight the Power (Flavor Flav Meets Spike Lee)」。
【 5 】
Welcome to the Terrordome
PUBLIC ENEMY
『Welcome to the Terrordome』
7" (655476 0) / UK / 1990
side-A
1. Welcome to the Terrordome (Vocal)
side-B
1. Welcome to the Terrordome (Terrormental)
『FEAR OF A BLACK PLANET』からのシングルカット。
とにかく聴いてください。T.S.モンク「Bon Bon Vie (Gimme the Good Life)」ネタのイントロだけでブチ上がります！
PUBLIC ENEMYモードに突入したここ数日間で一番聴いているのが、この曲ですね。
B面のインストも最高。
【 6 】
911 Is a Joke
/ Revolutionary Generation
PUBLIC ENEMY
『911 Is a Joke』
7" (655837 7) / Europe / 1990
side-A
1. 911 Is a Joke
side-B
1. Revolutionary Generation
名曲ぞろいの『FEAR OF A BLACK PLANET』だけあって3枚目！
A面は、フレイヴァー・フレイヴの1MCによる「911 Is a Joke」。ビルボードのHot Rap Songsチャートで2度目の1位を記録した大ヒット曲です。
B面の「Revolutionary Generation」も『FEAR OF A BLACK PLANET』収録曲。
【 7 】
Bring the Noise
(ANTHRAX feat. Chuck D)
ANTHRAX featuring Chuck D from PUBLIC ENEMY
『Bring the Noise』
7" (IS 490) / UK / 1991 / Single Sided
side-A
1. Bring the Noise
スラッシュメタルバンド、ANTHRAXとのコラボ版「Bring the Noise」。
片面プレスのUK盤7インチです。
1991年6月にリリースされたANTHRAXの企画アルバム『ATTACK OF THE KILLER B'S』からのシングルカットで、同年10月に発表されたPUBLIC ENEMYの4thアルバム『APOCALYPSE 91... THE ENEMY STRIKES BLACK』にも収録されました。
RUN-DMCとAEROSMITHのスティーヴン・タイラー＆ジョー・ペリーが共演した「Walk This Way」をはるかに上まわる強烈な歴史的コラボレーション。
【 8 】
Shut Em Down (Pe-Te Rock Mixx)
/ By the Time I Get to Arizona
PUBLIC ENEMY
『Shut Em Down ... Pe-Te Rock Mixx』
7" (657712 7) / Europe / 1991
side-A
1. Shut Em Down (Pe-Te Rock Mixx)
side-B
1. By the Time I Get to Arizona
『APOCALYPSE 91... THE ENEMY STRIKES BLACK』からのシングルカット。
といっても、A面の「Shut Em Down」は、アルバム未収録のピート・ロックによるリミックス。おそらくアルバム・バージョンよりもこちらのリミックスの方が人気があると思います。
私がこの7インチを購入したのも、ピート・ロックのリミックスが入っているからであって。
B面「By the Time I Get to Arizona」はアルバムに収録されています。
＊
ということで、8枚の7インチを紹介しました。
レコードで聴くPUBLIC ENEMY、最高です！
アルバムのアナログ盤は、Amazonで買えるのでぜひぜひ。
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