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ドイツでは夏休みの宿題は法律で禁止されています。

世界から見ると日本人は非常に勤勉のようです。また、おもてなしやサービスの質は異様に高いと評されております。

しかし、GDPはかつてアメリカについで2位だったのが、中国に抜かれ3位。近年では4位のドイツに肉薄されています。

ドイツってそんなに経済がすごいの?と思うかもしれません。いえ、ドイツは働き方がすごいんですね。まずは、ドイツの子どもたちの学校事情について説明いたします。

まず、ドイツでは夏休みや冬休みに宿題を出すことを法律で禁じられています。

…!? 日本にはありえないんですが。禁止なのです。なぜかというと、ドイツの考え方では夏休みなどの長期休暇は勉強から離れてリフレッシュするための時間であり、家族や友人と過ごすためのものだからだというのです。

日本は宿題をやらないと周囲に置いていかれる。コツコツ宿題をやる子は偉いという風潮がありますよね。夏休みとなると子どもたちも塾の集中講習に通ったりします。しかし、ドイツの子どもたちはまず塾に通う子どもはいません。あるドイツの子どもが日本に来て21時頃に塾から出てきた子どもたちを見てビックリしたそうです。「こんな遅くに日本の子供は何をしているんだ?」と。

ドイツは働き方もそうですが、オンとオフをハッキリ分けます。

例えば、ドイツでは一日の労働時間が法律で10時間までと決められていて、これを超過すると上司のポケットマネーから最大180万円の罰金が払わされます。

このため、上司はなんとしても部下を帰らせる必要があり、また限られた時間で仕事の効率を最大にする方法を考えます。

ドイツの経済が絶好調であり、個人あたりの生産性が非常に高いのは、実はこういった制約をつけて作業の質を高めているからです。

さて、日本はどうでしょう?いつまで残業したか、何時間勉強したか、で評価する習慣が残っていますよね。

そもそも成果を出すために働いたり、勉強してるはずです。時間ではなく、質が一番大切なはずですよね。

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