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自分で良く書けたなと思ったりやたら伸びたりした記事のまとめです。入門用。
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記事一覧

近未来人類は歪んだ真珠の夢を見るか?

最近、midjourneyという人工知能を用いたイラスト制作が流行っている。 人工知能によるイラストの生成というのは近年何度か流行したことがあるが、midjourneyの流行規模はこれまでに類を見ないものだと思う。 専用のDiscordに参加するだけで、誰でも簡単に人工知能を使ったイラスト生成を試してみることができるのだ。 私の記憶が正しければ、midjourney以前は精々「人工知能がこんなイラストを描きましたよ!」ということが事後的にSNSで拡散されるだけで、多くの人々

宅配ピザ屋が閉業してた

今日はスマホゲームのイベントが始まる日だったので、メンテナンス明けにちょうど始めて以降、ずっと熱中してプレイしていた。 私は集中していると色々なことが目に入らなくなるたちだが、例外、そして限界というものがある。 空腹だ。 流石に腹が減った。そして夕飯を作るのは面倒である。 チキンラーメンないし冷凍チャーハンで済まそうかと考えた私の脳裏に、ふと天啓が降りてきた。 「ピザにしないか?」 ピザ。宅配ピザ。そういえばしばらく食べていない。 私には危機管理能力がないので、一時期本当

打ち震えるようなレトリックを

「レトリック」という言葉は、普通に生活していてるとほとんど聞くことがない単語だと思う。 レトリックとは、修辞法、つまり、言葉で表現されることに関する技巧全般を指す言葉で、言葉をより簡明に、そして美しく飾るための技術である。 代表的なものに「韻文(ラップや和歌に多用されるような、似た音を連続して用いることで軽快さや美しさを表現する方法)」、「比喩(表現したいものを別の何かに例えて表現することで理解の容易化や解釈の余地を生む方法)」などがあるが、他にもいろいろな種類があり、我々の

うまく書けたと思ったけど

昨日の記事は自分としてはそこそこユーモアが効いていてうまく書けたなと満足していたのだが、noteでのスキは0で全く伸びておらず、投稿後の共有ツイートも特に普段と変わりない反応だった。 こう、自信があっただけにショックが大きい。 面白いと思っているのは自分だけなのだろうか、傍から見たらサムい文章の羅列にしか見えていなかったりするのだろうか。それが一番恐ろしい。 面倒だとか書くことがないとか日々愚痴ってはいるが、こうして文章として思考をアウトプットするのは確実に私の習慣になって

私なりに生活保護について

昨日は結局午前四時くらいまでゲームをしてしまっていた。 気絶するように眠って起きたのが八時頃、そのまま寝不足だと思って朝ごはんと薬だけ済ませて二度寝して正午前、といった調子だ。 そしてそこからまたずっとゲームをしてこの時間に至る。 午後六時にはご飯の用意をしなければなどと思っていたが、結局夕飯のパスタを茹で始めたのはついさっき、午後八時過ぎになってしまった。 恐らくこの後も昨日と似たようなプレイ時間でゲームをして、ぶっ倒れるようにして眠りにつくだろう。 身体を使い潰すよ

いちばん好きな本はなんですか

この世界で息をしていると、「一番好きな○○は何ですか?」という類の質問に出くわすことがある。 私はニートなのでその機会は少なく、今日も一日起きてゲームして寝て起きてこの記事を書いているだけなので、しばらくはこの手のことは聞かれたことがない。 それでも、こういった種類の好奇心ないし必要性からくる質問には必ず遭遇するし(面接の時とかそうなんじゃないだろうか、知らんけど)、私はそのたびに毎回困ってしまうのである。 趣味は何ですか? 特技はなんですか? 好きな本は? 映画は? 音楽

電脳に刻まれた墓碑銘

今日の朝、早起きして布団の中でスマホを弄りながらごろごろしていたら、ふとした拍子にLINEを開いてしまった。 私の今のLINEアカウントでの交流はほぼ皆無だ。極々稀に家族から近況を尋ねられたりはするが、会話の履歴は専ら企業の公式アカウント(任天堂とかAmazonとか)の宣伝がいつも上の方にある。 誤操作のようなものだったのでそのままLINEを閉じてもよかったのだが、好奇心に駆られたのかそれともこれも誤操作か、友だち欄を開いてしばらくぼけーっとスクロールして眺めていた。LIN

いずれ来る破綻の日まで

今日はケースワーカーさんが家を訪問する日であった。 まずは髪を切ったことに大いに驚かれ、体調やら生活やら通院やらについてひとしきり聞かれて訪問は終わった。 なんというか、悪いことは何もしていない(はず)なのに、やはり自分を監督する人物の訪れというのは緊張するものである。ひとまず今日のところは特に緊急性のあるような連絡もなく、穏やかな世間話といった調子で終わったが、チャイムが鳴らされた直後辺りはやはり心臓の跳ねるような心地がした。まぁこれは私がこれまで積んできた業によって着信や

文字通りの親知らず

そういえば昨日の記事で、初めて私の実母が逝去したことを文字にしたと思う。 私の父母が離婚したのは私がまだ物心つく前で、私はその経緯を全く知らないまま、母が不在であることを特に疑問に思わずに育ってきた。 離婚をきっかけに父が実家に戻って三世帯家族となったため、仕事で育児に専念できない父に代わって、私は幼少期を祖父母に育ててもらったのだった。 小学校何年生のころだったか、父は再婚し、継母が家族に加わった。 私は突然増えた家族に対して特に動揺したり感慨を抱くことはなく、相変わら