学び、問うこと

仕事には科学を
人生には哲学を
人間には愛を
行動には美学を。

私はこの言葉が好きなのですが、
年齢を重ねる度に
その大事さが身に染みてまいります。

生きるとは何か？
働くとは何か？

子どもの頃の勉強とは違って
大人には学問が必要じゃないかなと思います。

答えのある学びではなく、
答えを探し続ける学び。

人生には
必ずしも答えがあるものばかりではなく、
答えがないものや
答えがいくつもあるものもありますね。

学校のテストとか
資格の試験とは違うのだから
私たち大人は学問をせねばならないと思います。

字の通り、
学び、問うこと。

東洋思想の美点のひとつに
経済と道徳を両立する点があると言われます。

だから仕事には
科学も、哲学も、愛も、美学も
必要と考えた方が
人生も人間関係も行動も
飛躍的に良くなるんじゃないかなぁ。

何でも明確に切り分けるということは
唯一解を求めることと同じでしょうか。

私たちが生きるこの社会は
そんなに単純じゃないと思うんですね。

だからこそ個々それぞれが
自分に相応しい生き方を模索していくべきと思います。

自分は野球に例えると
何番バッターでしょうか？

サッカーに例えると
どのポジションでしょうか？

オーケストラだったら
担当の楽器は何でしょうか？

日々の振り返りとともに
そんな自己分析をしてみるのもいいでしょうね。

個々それぞれの価値。
オリジナリティ。

自分と他者。
自分と組織。

相応しい立ち位置探しかな。
いや立ち位置ではなく立ち方か。

立ち方を知れば
どの場所でも自分らしく立てますからね。

それも学問の先にある気がします。

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