【漫画】JKラグナロク4「席替え」
明日も予定がいっぱいだぁ。
なんだ?まさか、屋上で友達と一緒にランチで青春か?
まさか。明日は、クラスで席替えがあるの!
ほう、席替えか。でも、確か直美、前回「希望通り一番前の席になって良かった!」って、言ってなかったか?別に、今のままでも何ら問題ねーんじゃ?
確かに、一番前は黒板見やすくて良いんだけど、どうしても、黒板消す時にチョークの粉が舞うから、制服が真っ白になっちゃうのよね。
あるあるだな。特に、黒板クリーナーの調子が悪いと、粉が逆流して、あたり一面、白い煙がモクモクなるやつ。じゃあ、今度は粉を浴びないように、前から2番目とかにしてもらったらどうだ?前のやつには悪いが、「ワタクシの盾になってもらいますわ!」ってことで。
でも、2番目って、なんか負けた気がするじゃん?一番前の席だと、「このクラスは俺が引っ張ってる!」って、まるで陸上部キャプテンみたいな誇らしい気分になるけど、2番目だと、なんか「永遠の2番手」みたいなモヤモヤした気分。
変なところにこだわるんだな。じゃあ、今回も普通に1番前を希望すれば?そうだ!一番窓際の席とかを選べば、ちょっとは粉の被害もマシなんじゃねーか?
それも良いんだけど、今回はやっっぱり、普通にくじ引きに任せようかなと思って。
ん?何でだ?一番後ろの席とかなっちまったら、授業中、黒板が見えなくてノート取る時辛いんじゃねーか?
だって、クラスのイケメンって、なぜかいつも後ろの方の席を選ぶんだもん。前の席に座るのも大事だけど、隣にイケメンがいる方が、よっぽど授業への士気が高まるでしょ?
結局イケメンか!!
じゃあ、俺も陰ながら祈らせてもらうよ。直美の周りの席8つが、全て身長2メートル、胸板コンクリートのイケメン男子で、ガッツリ埋まることを。
それは、もはやSP!恋愛どころか、逆に周りのみんなが絶対近づけない、不可侵領域みたいになっちゃうでしょーが!
おしまい。
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