【漫画】カウントダウン３「ご飯炊けるのが待ちきれない」【無料キャラクター漫画｜ヤマセミとカワセミ】

2019年12月26日 06:00

あぁダメ、限界。もう待てない！

一体何を待ってるの？

ご飯が炊けるのを待ってるの！

なんだ、ご飯か。もっと、楽しいことかと思った。

何言ってるの！？ご飯が炊けるのを待つ時間程、ワクワクするものはないでしょ？

いや、いっぱいあるでしょ？好きな配信者の生放送をスマホの前で待ってる時とか。

付け合わせの唐揚げとサラダを用意して、炊飯器の前で息を呑みながらスタンバイ。これ程、心ときめく時間が他にあると思う？

確かに、ご飯が炊けるのを待ってる時間って案外有意義かも。自分のご褒美がやってくる待ち時間みたいなもんだもんね。

最初は音沙汰なかったのが、時間が経つに連れて、段々フツフツと音がして、良い匂いが部屋に立ち込めて来る。「もう最高！」って思わず、叫びたくなる。

ご飯が炊ける匂いって、良い匂いだよね。懐かしくて、ちょっとほっこりする感じ。

そして、ご飯が炊けるまでの間のカウントダウン！１０分、５分、後１分・「もう待ちきれない！」って、歓喜でお腹が飛び出しそうになるでしょ？

お腹が飛び出すって、ちょっとグロいな。でも、言われてみれば、ご飯炊いてる時って、大概お腹めっちゃ空いてるもんね。そりゃ、ワクワクも募るわ。

あぁ、早く炊き上がらないかな。俺の美味しいご飯。

そんなに早く食べたいなら、わざわざ僕の所に来なくても良かったんじゃないの？

ワクワクする気持ちはシェアしないと、意味がないだろ？ほら、それにこの間いてたじゃないか。お前最近疲れてるって。だから、どうしてもお前を元気にしたくて。

キュン・・・！

なるほど。けど、ちょっと勘違いしてるみたいだね。僕は、蝉男が苦しんでる姿を見る方が、もっと元気が出るんだよ。

マジか。じゃあ、今からちょっくらタンスの角に小指ぶつけて来るか！

おしまい。

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