【漫画】ハイスクールシンドローム11「化学I」
前田。次の授業何だっけ?
化学 I だろ。今日も元素周期表の穴埋め問題じゃね。
元素周期表か。元素周期表といえば、まさに男のロマン!この世の全ての真実が刻まれた、究極の秘文書!!
別に隠されてないけど。でも、確かに周期表って見てるだけで、なんだかワクワクして来るよな。「ほうほう、数字が若いほど軽いのか」とか、「金属真ん中にめっちゃ集まってんな」とか、眺めながら色々考察するのが、とにかく面白い。
特に、宇宙で一番最初に生まれた元素の「水素」が一番最初に来て、まだまだ開発中の原子が最後の方に固まってるのが特に興味深い。特に、正式名称がまだ決まってない、「ウンウンなんとか」を眺めてる時とか、マジで「未知の世界が広がっていく期待感」でワクワクが止まらない。
重い原子は核が不安定なのが残念だけどな。俺も「新しい元素でできたスマホ」とか持ってみたいけど、それが叶わないのがちょっぴり寂しい。
まぁ確かに、宇宙に安定して存在する元素は、もうすでに全て既知のものになってしまったからな。その点、周期表は夢があるようで、少し現実に戻される。漫画とかで「未知の元素!ネコカワイスギウム!!」とか言われても、「いやいやねーから!」ってなっちまう。
まぁ、そこは「ふむふむ。そんなものがあるのかー!スゲー!!」ってことで。でも、昔の人が元素の研究を進めながら、どんどん周期表を埋めて行く時は、さぞかし楽しかっただろうな。今だと、どう転んでも、機械の中で原子を人工的に作り出すしか、新しい発見がねーもん。
でも、もし俺が新しい元素を見つけたら、絶対「水素」とか安直な名前にはしないな。もちろん、俺の名前をつけるぜ。「佐々木」だから「ササキング」とかな!超カッケー!!
何、その小学生のネーミングセンス。てか、変に日常的に耳にするものに、自分の名前がついてるとか、逆に気持ち悪くね?
だって、元素に俺の名前がついてたら、ワンチャンお前にもっと俺の名前呼んでもらえるかもしれないじゃん?だったら、退屈な授業中でも若干テンション上がるだろ?
きゅん・・・!
バカだな。そんなに名前を呼んで欲しいなら、いくらでも好きなだけ呼んでやるよ。「よっ!ササキング!!」
そっちかぁ〜!しまった。ここは普通に「ササキ」って名前つけとくんだった!!
おしまい。
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