【漫画】ハイスクールシンドローム14「家庭科」
前田。次の授業何だっけ?
家庭科だろ。確か今日は、「被服の歴史」じゃなっかっけ?
被服か。「洋服」って言わない辺りが、妙に学問っぽいよな。あれだろ?服を着た時暖かいのは、「服と自分の体の間の「被服層」の空気が、体温であったまるから」だろ?よっしゃ、俺覚えてる!マジで天才かも知れん!!
考えれば「そりゃそうだろ」って話なんだけど、確かに直感的には、服が発熱してるように感じるもんな。当たり前のことを、当たり前に書いておくのも、学問を進める上で重要ってわけか。
しかし、服を最初に作ろうと思ったやつは偉いよな。俺だったら、彼は集めて暖をしのぐぐらいしか、絶対思いつかねーもん。
毛皮のコートを作るぐらいならまだしも、「糸を編んだら生地ができる」って発送、中々思いつかないもんな。最初に服を開発した人は、マジで天才。
だだ単に作っただけじゃなく、後世の俺たちのために、教科書って形で、解説書まで残してくれてる。正直俺に「縦メリヤス、横メリヤス」って言われても、「何?アクエリアス?」って、頭にハテナが浮かぶだけだけど、自分たちが考えた仕組みを、ちゃんと説明できるってマジですごいよな。
それも含めて、「秀でてる」ってことだろうな。ぶっちゃけ俺は裁縫どころか、針に糸通すのすら危ういけど、そういう先人たちの知恵が詰まってるのが教科書って考えると、勉強するのも面白くなりそう。
よし!じゃあ、俺も今から頑張って服の勉強して、人類未踏、機能性抜群の最強Tシャツを作るか!
良いじゃん。俺も応援してるわ。完成したら、俺にも一着分けてくれ。
でも、やっぱやめよ。
は?なんでだよ。まさか俺が言ったから、逆にやる気が失せちまったのか?
だって、一人で研究室に籠って、ひたすら作業しても寂しいだけだもん。やっぱ俺はお前と一緒に遊ぶのが一番楽しいからよ。
きゅん・・・!
そうか、じゃあ今夜は朝までゲーム祭りだな!くらえ、俺の必殺コンボ!スカイ・クラッシュ・ビッグバン!!
差が激しいな!てか、夜通しは流石にキツイだろ。寝る子は育つ!俺にも睡眠時間プリーズ!!
おしまい。
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