【漫画】帰ったら何する？２３「料理のレシピを見る！」【無料猫漫画｜ヒマラヤンとボンベイ】

お前、帰ったら何する？

そうだな。とりあえず漫画読みながら、ゆっくり晩飯かな。お前は？

もちろん俺は、料理のレシピを見る！

料理のレシピ？なんだ、お前最近料理にハマり始めたのか？

いや、全然。今も昔も料理はまっるっきりダメなんだけど、なんせネットでシピを眺めてるだけでワクワクする！「へぇ、ガレットかぁ。家でこんなおしゃれな朝ごはん食べれたら、毎日幸せだろうなぁ。」とか、将来のお嫁さんに「今日はせっかく休みなんだし、ゆっくりしなよ。代わりに俺がパスタ作ってやるから。（フッ。決まった！）」って言うのを妄想したり。

なるほどな。確かに、家で毎日美味い飯を作れるようになるのを想像すると、ロマンが止まらない。特に最近だと「誰でも簡単！超お手軽レシピ」って切り口の記事も多いから、さらに料理を身近に感じて、見ていて楽しくなる。

それに、単純に新しい知識が増えるのも面白い。ぶっちゃけ俺、ズッキーニってどうやって食べるか全然知らなかったんだけど、つい昨日調べてみたら、どんどんうまそうなメニューが出て来るの！「こんな簡単なら、俺も今晩サラダ作って見ようかな？」ってどんどん前向きな気持ちになれる。

めっちゃわかるわ。新しいことを勉強するのってマジで面白い。俺も料理に限らず、無駄に毎晩ネットで辞書的な記事をひたすら読み漁ったり。調べだすと、脳が興奮して、つい止まらなくなるんだよな。

何より、料理ができる男ってかっこいいじゃん？「え？ローストビーフ？そんなの簡単じゃん？なんなら今日俺の家来て食べる？」みたいな。職場で闘うサラリーマンや、高身長イケメン男子ももちろんかっこ良いけど、己の腕とセンスで勝負する料理って世界も、俺はやっぱり憧れる。

まぁ、料理はイケメンの必須条件みたいなところあるからな。実は俺もまだ野菜炒め程度しか作れねーけど、お前の話聞いてたら、なんかもっと料理が得意になりたくなったぜ。

そうだ！今度、お互い集めた自慢のレシピを持ち寄って、一緒に料理対決なんてどうだ？どっちの料理が美味いかはもちろん、お互いどれだけ情報収集能力と料理のセンスが良いか、ガチンコ対決！

面白そうじゃねーか。良いぜ。乗ってやんよ。けど、お前が俺と正々堂々真っ向勝負なんて珍しいな。いつもだったら、「そんな僕絶対勝てるわけないですぅ〜」って、やる前から尻尾巻いて逃げるのに。

だって、お前との料理対決、単純に楽しそうなんだもん。何より、お前が俺のために頑張って作ってくれた料理を食べれるのが、素直に嬉しいしな。

キュン・・・！

そうか。じゃあ、こうなったら俺もお前のためにとっておきを出すしかないな。後でお前が食べる分の皿にだけ、ハバネロ大量に入れといてやろっと！

おい、人の真似はやめろ！せっかく俺もこっそりお前の皿に、からし大量に盛ってやろう思ってたのにぃ！！

おしまい。

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