【漫画】ナンバーズ「７」【猫と女子高生】
ねぇ。「７」ってどんなイメージがある？
そりゃ「７」と言ったら、ラッキーセブン！幸運をもたらす、最高にハッピーな数字じゃねーか！
確かに、私も「７」で、最初にパッと浮かぶのは、ラッキーセブンね。けど正直、いくら「幸運の数字だ！」って言われても、普段普通に生きてて、特に「７」を意識することってないかも。
まぁ、お店で中身がランダムの食玩買うときに「どうしても、この「お座りニャンコ」が欲しいから、前から７番めを買おう！」とか、普通ならないもんな。せめて、お釣りが７７円だったら、「お、ラッキー！」って思う程度。
願掛けしたくても、普通はロッカーの番号とか、出席番号とか、自分では自由に選べないもんね。
それに、「７」って、結構大きい数字だから、コンビニで「あんまん７個下さい！」とか気軽に頼めないしな。ま、ぶっちゃけ、そもそも「７」の数字にどれだけ、幸運を引き寄せる効力があるかわからないけど。
そこはやっぱり、足を使って確認するしかないっしょ！うちの学校で、出席番号７番の人に手当たり次第質問して、「最近何か良いことありましたか？」って情報を集めまくる！
おぅ。それはそれは面白そうだな。せいぜい一人で頑張ってくれ。けど、そうなってくると、今度は逆に「席番が「７」以外の人全員」も調べる必要があるから、かなり骨が折れるな。ま、葵が骨折したら、せめて牛乳ぐらいは用意してやるよ。
けど、ぶっちゃけ、葵に「７」って数字は似合わねーな。
何それ。まさか、私には悲劇のヒロイン。テスト中、突然お腹ぐるぐるがお似合いだって言いたいの？
だって、葵がいるだけで、周りはみんな一気に明るくなる。数字どうこう言う以前に、葵の存在自体が、ラッキーセブンみたいなもんだからよ。
じわっ！
ま、言わずもがな。当然の話よね！みんなにとって、私は太陽そのもの。私の周りに近づいた者は、全員熱さにやられて、体がドロドロなんだから！
恐怖！てか、本当に物理的に太陽だったら、逆に自然と周りから人間が離れていくわ。熱さで体が溶けねーように！！
おしまい。
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