【漫画】ユカミカ22「もし友達の正体が怪盗だったら」
ねぇ、ミカ。もし私の正体が、実は怪盗だったら、ミカどうする?
えー!そんなことある訳ないじゃん?
もしもの話よ!ほら、よくあるでしょ?友達の家に行った時、偶然秘密の部屋へと続く地下通路を、本棚の裏に発見するの。そして、その道を進むと、そこには、数々のお宝が散りばめられた、怪盗のアジトが!
うん。映画の話ね。現実にはないでしょ。確かに、私もそんな展開には憧れるけどさ。てか、そもそもユカの家ってマンションの5回だから、絶対地下室とかないでしょ。
全く夢がないなぁ。ロマンがない女の子は、男から嫌われるぞ!
はいはい。むしろその方が健全。初対面でいきなり「俺は闇の世界の覇者となる!」とか行って来る人より、現実主義者の方が、まだまともだもん。
じゃあ、逆にユカならどうするの?もし私が、実は怪盗ミカーヌだったら。
もちろん私だったら・・・
即警察に通報。あ、でもその前に、盗手軽に盗めそうな宝石とか、チョチョっと拝借するかな?
それじゃあ、どっちが怪盗かわからないじゃない!てか、あんたの方がよっぽど夢がないわよ!
けど正直、もし私に超人的な頭脳と才能があったとしても、怪盗にだけはならないかな?
え?どうして?なれるもんなら、一回なってみたくなるのが、人間のさがじゃないの?
だって、私にはユカがいれば、他に何も必要ないもんね。どんな豪華なお宝よりも、ユカと一緒にいられる方が、絶対幸せだもん!
ミカ・・・!
バカね。私なら、ミカもお宝も両方がっぽりホールドするわよ。そして、ミカをダイヤの棺に入れて保存。永久に私だけのものにするの。
何で、最後急にサイコパス要素入れて来るの!?それなら、いっそのこと私を捨てて、真面目に怪盗やってくれ!
おしまい。
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