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寄稿(Vol.8)「学び」を支え、より実りある学びへと導くのがGCのスタッフ🌍村田和代先生より

こんにちは、行元です。「GLOCAL CENTERって何をしてるの?」とよく聞かれます。大切な関係者のみなさんから語られることばを通じて自分たちを見つめていきたいと思いスタートしたこの企画。第8弾は、グローカルで理事を務めていただいている村田和代先生からの寄稿です👠本業は大学教授で、社会言語研究者としてコミュニケーションを研究をされています!

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それでは、どうぞ🌼

沙弥ちゃんやGCとの出会い

グローカルセンター(以下、略称GC)の代表理事である沙弥ちゃんとの出会いは、2012年にさかのぼります。GCの設立のきっかけとなった文部科学省の大学間連携共同教育推進事業「産学公連携によるグローカル人材の育成と地域資格制度の開発・運用」(H24~28年度)に龍谷大学からのメンバーとして参加させていただき、会議でおめにかかったのが最初でした。私自身は、産官学民の連携で組み立てたグローカルプロジェクトマネジャー(GPM)の資格やグローカルPBL(企業連携型PBL)の開発や実施に携わってきました。2013年のGC設立当初から女性の理事がおられなかったということもあり、光栄なことにお声がけいただき、2015年7月から理事を務めております。

Time flies! 10年のおつきあい

沙弥ちゃんとのおつきあいは、何とかれこれ10年になろうとしているのです。Time flies!!この10年で、沙弥ちゃんが、伸び伸びと成長し、どんどん活躍の幅も広げていかれる姿に寄り添うことができたのは、この上ない幸せです。
そして、沙弥ちゃんはもちろんのこと、スタッフのひらちゃんをはじめとするGC Ladiesたちから、いつもたくさんの元気と勇気をいただいています。この場をお借りして、心より感謝の気持ちを記します。

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GCの強みとは

 最初は、グローカル人材資格であるGPMの設計や、グローカルPBLのデザインと実施をお仕事の中心として進めてこられましたが、それだけにこだわらず、いつももっと広い視野を持ちながら、どんどんと新しいプロジェクトを展開していく。新しいプロジェクト展開ができる外部資金に果敢にチャレンジし続ける。この原動力はどこにあるのか考えてみました。
 私自身がGCの強みだと考えているのは、「対話」を非常に重視しているという点です。GCスタッフ内での対話、GCを支えてくれる人たちとの対話にとどまらず、GCのプロジェクトに参加する高校生、大学生、企業人たちとの対話、そして外に出て行ってエネルギッシュに活動する人たちとの対話。自分たちの価値観にこだわらず、対話を通して常に新しい価値観や考え方を受け入れようという柔軟性やしなやかさ、これがGCの原動力になっているんだと思います。
加えて、新たなヒントや新たなシーズを見つけると、そこに走っていく勇気と実行力。設立当初は、大学生向けGPM資格や大学生との企業連携型のアクティブラーニングを開発、サポート、実施をメインに活動していたのに、気が付けば、大学生対象の枠を超えていたグローカルセンター。留学生の就職支援、若手企業人の研修プログラム開発や実施、高校生のアクティブラーニングの開発実施、海外と連携したプロジェクトの展開 etc. etc. 「今度、公益財団法人トヨタ財団の2021年国際助成プログラムに申請するんです、申請書作成ぎりぎりだからどうしよう・・・」と言ってたと思ったら、「採択されました!」というメッセージ。京都にいると思ったら、「今ブラジルです」「ちょっと台湾行ってきましたー」etc.etc. フットワークの軽さと前向きに進んでいくパワー、そしてフェイスブック、ブログ等SNSでの発信力に、毎回驚きの連続です。
若いエネルギッシュなリーダー。そして、多様な働き方を自ら実行している行動力溢れるメンバー。GCは、最強のティール組織ですね!!!

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プロジェクト参加者にとってGCとは?

2021年12月に一般財団法人三菱みらい育成財団「心のエンジンを駆動させるプログラム」助成採択事業 高校生対象アクティブラーニングプログラム「Glocal Shift Progamme~君が世界を変える、君の世界を変える~」の最終報告会の審査員として参加させていただきました。高校生たちがチームで、グローバルなレベルでの社会課題を発見し、調査、解決に向けての取り組みを提案するというものです。高校生と言えば、朝から夕方まではびっちり授業があって、放課後もクラブ活動、夜は宿題や予習復習で大変忙しい毎日を送っているイメージがありました。でも彼らが忙しいなか、QUESTIONビル5階、STUDENTS LABに時間をやりくりして集まり、GCのスタッフのサポートのもと議論し、プレゼンに向けてがんばってきたという話を聞きました。最終報告会の最後に、参加高校生の代表が、GCのみなさまに感謝していますと、心を込めて挨拶されたとき、会場が拍手に包まれました。

GCのプロジェクトに参加する学生たち(高校生、大学生)や企業人にとって、GCという場は、教室でもなく塾でもない、職場でもない、でも間違いなく彼らの「学びの場」なんだということを実感しています。そして彼らの「学び」を支え(support)、より実りある学びへと導く(facilitate)のが、GCのスタッフなんですね。いつも親身になって、学生や企業人たちの話を聞き、ときには褒め、そしてときには叱る。教員ではまねのできない、非常に重要な学びの伴走者としての役割をGCのスタッフたちが担っておられるんだなーーと感服しております。素晴らしいです!!

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Who is 村田和代先生?

私自身は、社会言語研究者としてコミュニケーションを研究しています。常々「優しいコミュニケーション」って何だろう・・・「優しいコミュニケーションのエッセンス」って何だろうということを考えています。GCが展開する様々なプロジェクトの場で繰り広げられるやりとりこそが「優しいコミュニケーション」なのかもしれない・・と仮説を立てました。
‥‥というわけで、コロナ禍が落ち着いたら、フィールドワークに(という理由で遊びに(笑))うかがいますね。
GCの活動にちゃんと貢献できているとは言えない理事ですが、GCへの愛は誰にも負けません!!! これからも応援しています。

✉ゆきもとより

和代先生には何でも話してしまうのはなんででしょう。
私が時折弱音を吐いたりなんでも相談をさせていただいたり、高校生プロジェクトも大学生の活動も来てください!ってお願いをしたり、、120%甘えられるオアシスみたいな存在です。🌴
和代先生は自然体で、話し合いは「聴きあい」というフィロソフィーを大切にされ、どんな相手でも傾聴を通じて豊かなコミュニケーションができることを背中で見せてくださっています。GLOCALの高校生たちにも問いを通じて引き出していただいたり、彼ら彼女たちの緊張がほぐれていく様子など目の当たりにすると、いつも感動します。
📝異なるものをつなぐ可能性の「話し合い」和代先生の記事はコチラ

和代先生のご研究とGLOCALの活動との親和性の高さにも、この寄稿文を読みながらはっとさせられています。現場に何度も足を運んでくださりどれだけ心強いか。現場が華やかになるのはもちろん、集う人の話にも華を咲かせるしなやかさと柔らかさを合わせ持つコミュニケーションのプロ。これからも一緒に場を耕してください♡ 大好きでーす!


Back number📝Vol.7 はナカディこと税理士中田先生
Next... Vol.9は、高校生のヒナちゃん🐤です✨

お楽しみに🌍



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