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渡航前には必ず医者に診てもらっておこう

(本日の写真: Plaza de la Virgen, Valencia, Spain)

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【渡航先】(場所にもよるが)全世界

いざ渡航が決まると、実際に飛行機に乗り込むまではそれこそ目の回るような忙しさですが、全てにおいて体は資本です。
それは渡航後も変わらないのですが、だからが故に強制的に時間を作ってでも渡航前にはお医者さんに行くことを強くお勧めします。

歯医者はマスト!

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まず、口腔内に問題があろうがなかろうが、必ず歯医者には行っておきましょう
渡航先の国にもよりますが、特に欧米を中心に歯医者の診察や治療と言うのは非常に高額です。
ヨーロッパの中では、イギリスのようにお医者さんにかかるのは無料というところもありますが、私の知る限り歯医者はたいてい例外です。
定期検査とクリーニングだけで軽く5~10万円かかったりします。
虫歯の治療やそれ以上の施術ともなるとさらに高額となります。
一方で日本では保険が適用されますので、健康保険を支払っている限りは数千円で歯医者に診てもらえます。
従って私が海外にいた時は、口腔内治療を主目的として日本に帰国したりする人もいました。
ただ、それは経済的に合理的でも、仕事や家族の状況によっては叶わないことも多いでしょう。
口腔内トラブルは食事に悪影響を起こし、場合によっては苦痛が半端ないので歯医者は渡航前にやはり行っておきましょう。

蛇足ですが、渡航先で現地法人に雇用される際には歯科保険(Dental Insurance)が福利厚生として含まれているかどうか確認しましょう。
含まれているのであれば現地で虫歯の心配をしなくても済みますし、一方で含まれていなければ、それを給与パッケージの一環として交渉の材料とできるでしょう。

持病や頻繁に使用する薬があるなら多めに用意しておこう

持病があるならもちろんのこと、普段の生活の中でよく使う薬(胃腸薬、頭痛薬など)があればお医者さんに処方してもらったり購入していきましょう。
お医者さんに海外移住の旨を話せば、普段より多めに薬を出してもらう事は可能です。
渡航先の医療レベルが高ければ、現地のお医者さんから薬を処方してもらうこともできなくは無いですが、厄介なのは国によって処方できる薬が違うことです。
それは市販薬も例外ではありません。
私はちょっと特殊な頭痛持ちなのですが、鎮痛剤として使用している市販薬があります。
ただこの薬に含まれているある成分が、私が滞在してきた国では市販薬に含まれることが禁止されており、日本からわざわざ送ってもらったこともあります。
また欧米においては、現地の人々人の体格が日本よりも大きいこともあり、日本人には強すぎることもあります。
つまり薬が体に合わないんですね。
そうなると良薬も毒になってしまいかねないので、やはり心配な人は日本から持って行くことをお勧めします。
(ちなみに私は海外で生まれ育ち、現地の薬を服用してきたため、日本の風邪薬なんかは弱くて全く効ません笑)

健康でいることは幸せだ!

健康な時ほど、健康のありがたみを忘れがちです。
そして体を壊すと、どんな場所とどんな人たちと何をしようとも楽しい事はありません。
したがってそういった事態を避けられるように、渡航前にお医者さんにかかっておりましょう。 そういった事態を避けられるように、渡航前にお医者さんにかかっておきましょう。

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