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普段から、そして今日から出来る渡航準備は、渡航直前に泣きを見ないためにも超重要

(本日の写真: Bourgogne, Franceのお洒落なカフェ・レストラン)

本記事のターゲット読者
【渡航先】全世界

費用を抑えたいのであれば渡航時の荷物は少なく

海外引越を行うにあたって、荷物の移動には3つの選択肢が挙げられます。

1. 引越業者の利用
2. 郵送サービスを利用して自分、または友人・知人宛に郵送
3. 自分や家族が移動の際に一緒に運ぶ

これらの選択肢の中で具体的にどういったサービスがあるのか、何を基準に決めればいいのか、どれが一番自分に適しているのか、といった記事はまた別途書きますが、全ての選択肢において共通して言えることは

荷物の量と金銭的費用は比例する

ということ。
まあ当たり前ですね。
会社が引越費用を全額負担してくれる、などといった金銭面に制限がない方であれば以下読み飛ばして頂いて結構ですが、そうで無い方は当然費用を極力抑えたい、だから荷物は減らさなきゃ(><)!と思われるかと思います。

2つの軸を使ってモノを分別しよう

ただどれくらい減らせばいいのか、というのは人やモノ、渡航先によってなかなか判断が難しいところ。
そこで以下の2軸を用いてモノを分別します。

1. 必要性(そのモノが無いと生活にどれくらいの支障が出るのか)
2. 再取得コストと運送・輸送コストの差額(要は新たに取得する方が安いのか、手元のものをキープした方が安いのか)

そうすると以下のグループ分けが出来ますね。

持っていくものの分別

A. 生活に必要かつ、新たに買った方が安いもの
B. 生活に必要かつ、手元のものをキープした方が安いもの
C. あると嬉しいが必要性は低く、新たに買った方が安いもの
D. あると嬉しいが必要性は低く、手元のものをキープした方が安いもの

例を挙げると例えばこんなもの。
A. アイロン台、ベッド、ダイニングテーブル など
B. 調理器具、パソコン など
C. 観葉植物、ソファ、テレビ など
D. 思い出の品々(どれだけお金を出しても買えない!) など

上記はあくまでも一例で、繰り返しますが人やモノ、渡航先によって違ってきます。
(例えば炊飯器。私はご飯を鍋で炊けるし、買うとしても保温機能がついてない安い中国製品が現地で購入出来るとこに住んでいたので炊飯器はC.になりますが、人によってはB.に入る人もいるでしょう。)

必要性の低いものは前倒しで、それこそ普段から処分

「D. あると嬉しいが必要性は低く、手元のものをキープした方が安いもの」は実家等に預けましょう。

預けられない場合、または家族が別の国に住んでいて預ける費用が高い場合はB.のモノと共にD.は持って行くこととなります。

そして
「A. 生活に必要かつ、新たに買った方が安いもの」と
「C. あると嬉しいが必要性は低く、新たに買った方が安いもの」
は何らかの形で処分します。

お気付きかと思いますが、このA.とC.に入っている多くのモノは、仮に持っていくとなると高い費用がかかり、かつ処分が容易でないものが多いです。
しかしA.に入っているものは「生活に必要」なものですから早期に処分出来ません。
一方でC.に入っているものはなくても生活に支障は無いので、普段から、遅くても渡航が決まった時から、その要否と保持する利便性を比較しながら処分を考えることをオススメします。

海外引越が決まったらやるべき22のこと」でも書きましたが、いざ渡航が決まるとやるべきことは膨大にあります。

その中で実際に荷造りやモノの処分は大変大きなストレスです。
実際自分は荷造りが終わらなく、渡航直前に3日の間ほぼ徹夜で泣きながらやったことがあります・・・。

逆にC.のものを早め早めに処分しておくと

- 精神的な負担の軽減
- 部屋にスペースが出来ることによって荷造りがスムーズになる
- 時間をかけて売ることが出来るため、投げ売りをしなくても良い(処分する為に最後にただ同然の値段で売却しなくても良い)

といったメリットもあります。

持っていかないモノは極力売却して渡航費用に当てよう!

モノの処分方法は以下のように大別出来ます。

1. 捨てる
2. 人にあげる
3. 売る

一番楽なのは「1.捨てる」ですね。
大型家具になったりすると地域によって費用がかかったり、出せる日が限られてたりしますが、一番何も考えなくて精神的に楽です。
ただ個人的には売却益が出てかつまだまだ使える物を、地球環境に優しくないと知りながら処分するというのは抵抗があります。

「2. 人にあげる」は環境負荷はかかりませんし、譲った人達に喜ばれるというメリットもあります。
一方で欲しい人を探したり譲渡の日時の調整という手間が発生しながらも、金銭的利益はありません。
そもそもここまで読み進めている人達はお金にそんなに余裕があるわけでもないかと思いますので、これは最後の手としましょう。

そうなると「3. 売る」という選択肢を取るのですが、世の中は便利になってきてこの「売る」という行為が一昔前と比べると非常に簡単になってきています。
以下各国でモノを売る際に利用できるサイトです。

■ 日本
    - メルカリ (日本最大フリマアプリ。初めての登録の方は招待コード「UKQEGF」をご利用頂くと500円分ポイントプレゼント!
     - ジモティー (地元密着型の無料の広告掲示板)

■ アメリカ
    - Craigslist (地元密着型の無料の広告掲示板)
    - 各種Facebookグループ
 ("居住都市+Buy/Sell"などで検索すると複数あります。)

■ カナダ、オーストラリア
    - Craigslist (地元密着型の無料の広告掲示板)
    - 各種Facebookグループ
 (”居住都市+Buy/Sell"などで検索すると複数あります。)

渡航直前に私のように泣きを見ないためにも、普段から「C. あると嬉しいが必要性は低く、新たに買った方が安いもの」を断捨離しましょう!

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