「三つ子の魂百まで」それまでにできることとは?
「三つ子の魂百まで」とよく言いますが、具体的に何を言っていて、私たちはこの言葉から何を学べば良いのでしょう?
この言葉の由来は「源氏物語」あると言われていますよね。
三つとありますが、実際は幼少期を指します。
魂というのは子どもがもともと持っている資質や性格、Inner8で言うと「もともと持っている強み」のことを言っているのだと私は理解しています。
では、三つ子(幼少期)までに何をすれば良いのか。
それは、こどもたちの強みの原石を潰さずに、自由に自分らしく、彼らそれぞれが持つ強みと資質を伸ばすために、さまざまな体験をさせてあげることをいうのだと思っています。
そして一番重要なのは、
それを親がじっと見守り、観察し、どんな方向へ向い、どんなものを見せていけばいいのかを考えることなんだと思います。
幼少期を過ぎると、周りからの影響、プレッシャーを受け、徐々に「自分らしさ」に気づきにくくなっていきます。
私たちもそうですよね?
「自分らしさ」って何?
「三つ子の魂百まで」は幼少期にたくさんの勉強や習い事をさせることではなく、それまでに、その子が持っている資質や強さをしっかり親が関心を持って認識していくことなのではないかと思います。
子育ては大きくなるほど複雑で難しくなります。
幼少期に作った親子の絆、生活習慣、価値の共有、ものの考え方など、それはほぼ普遍的に残るものです。
やはりここも「家族力」。
「三つ子の魂百まで」とは、家族、親が子どもに伝え、学ばせることのできる唯一の時間なのかもしれないと思うのです。親と子どもとの時間を大切に過ごすべき時間..ということです。
学びや習い事もいいですが、三つ子の時間を大切に。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?