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「Z世代と気候変動」【Global Newsについて語ろう!】第10回 4/10(土)10時~@オンライン

【Global Newsについて語ろう!】第10回 は「Z世代と気候変動」というテーマについて、The Japan Times ニュースで深掘り英語 Vol. 2[2020 秋冬]のArticle 2-3(68頁~)を利用します。この記事は2020年5月13日に発表されたものです。これをエル日本版の記事と比較して英語で議論していきます。申し込みは以下のYahooチケット・サイトからお願いします。

【チケット】

「Z世代と気候変動」【Global Newsについて語ろう!】第10回 4/10(土)10時~@オンライン

しばらく停滞が続いていた気候変動対策を求める環境運動ですが、それを活性化したのがZ世代と呼ばれる世界の10-20代の若者たちです。彼らの特徴を説明したのがエル日本版記事の以下の部分です。

最近のZ世代の傾向をそのまま体現しているGreta Thunbergさんを見ても分かりますが、Z世代を特徴づける代表的な特徴と要素は社会意識や政治へのコミットメントの意識が高い傾向であることです。Z世代は、前の世代が気にしていた経済問題(経済的な成長により貧困・飢餓をなくしていくことによる平等)よりも、人権、人種、性別、セクシュアリティ(性的指向)における平等を重要視すると言われています。

Z世代とは、その前の世代とは一線を画した社会規範や倫理の持ち主であり、生まれた時からデジタルとグローバリーゼーションが当たり前の環境の中で育った行動力溢れる世代なのです。

世界と日本のZ世代② ―世界を変えるために行動するジェネレーション―


Z世代の意識・行動の調査報告(英語:Into Z Future)」は以下のサイトからダウンロードできます。

Into Z Future

「Into Z Future is a new study by Snapchat and JWT Intelligence revealing gen Zers as the next generation of Super Creatives.」

この報告書による「Z世代の定義」は以下のものです。

「They’re the hyper-connected, highly opinionated generation, moved to activism as the internet and social media landscape has made them acutely conscious of and concerned about world events.」

「Having lived in an era of overall progress when it comes to issues like marriage equality and body positivity, they’re forging new territory in broader conversations about identity; this is the cohort of gender fluidity and inclusivity in all its forms.」

一方、エル日本版の記事は上記の特徴は主に日本以外のZ世代の特徴であるとの調査結果を発表しており、その結果には少し失望させられました。

世界と日本のZ世代①、社会との向き合い方はどう違う?

Women Index調査報告において「18~39歳の女性の意識調査」では以下の結果が出ています。

「(日本では)伝統的に女性に求められている「思いやり」が圧倒的に高く、他の調査対象国で上位に上がる「自信のある」「強い」といった要素は上位にあげられていません」

「日本の若年女性と世界平均が極端に異なるもの。それは、「女性たちの力で世界を変えることができる」と「女性に関する変化について期待をしている」の二つです。つまり、日本の若年女性たちは、変化・進化に対する期待が極端に低い」

しかし、グローバル時代の現代社会において、日本のZ世代も海外の同世代の若者から刺激を受け、驚くような行動力を持ち合わせた若い活動家たちも現れ始めています。そのうちの一人が、東京五輪の組織委員会前会長の森氏の女性差別発言を問題視し、彼の発言に対して抗議する署名を集めた22歳の活動家、能條桃子さんです。彼女を紹介するロイターのニュース記事が世界に配信され、注目を集めました。

Don't be silent: How a 22-year-old woman helped bring down the Tokyo Olympics chief

また、日本でも気候変動への対策を訴える若者の「Friday For Fturture(未来のための金曜日)が各地で始まっています。以下のThe Japan Times紙の記事はパンデミック下での彼らの活動を紹介しています。今回のワークショップはこの記事と上記のエル日本版の記事をもとに日本の若者と環境運動について英語で議論します。

Article 2-3:未来は自分たちの手で
Future in our own hands

ワークショップの設問はサロン会員、ワークショップ参加者及びnote記事購入者に公開します。

詳細

【参加費】 

500~1,500円、3枚つづりの回数券もあります。回数券購入の場合は最初のチケットを使用した後2回目以降は、参加希望日を電子メールでお知らせください。初回参加者は特別価格!過去に「朝英語の会京阪神@オンライン」に出席したことのない初回参加者の参加費は500円。過去の参加者の参加費は一般が1,500円、「朝英語の会」サロン会員及びnoteサークルのゴールド会員は1,000円です。参加希望者が多い場合は追加のワークショップの開催を検討します。


【チケットの発行】

参加申し込みをした方にはGoogle Meetの会議の招待状と設問を送付します。オンラインでは、通信上の問題が発生する場合がありますが、不具合の場合、次回無料で参加できます。キャンセルの場合も次回への振り替えになります。

【銀行振り込み】

申し込みはYahooチケットの他、銀行振り込み/事務所にて支払いでも可能です。初回のみ申込用紙を以下のサイトからダウンロードして振り込みをお願いします。一度設定すると後は申込書無しで銀行振込+電子メールで参加日の連絡を頂くだけで申し込みが可能になります。

【場所】 

オンライン(インターネット接続+マイク付きイヤホン+PCもしくはタブレットorスマホ+Gmail アカウントを準備願います)

メインでは以下のオンライン会議システムを使います。

Google Meet (Gmailとリンクしています)

【テーマ】

グローバルな場で必要な英語力て何?コーヒーを片手に「世界の課題」「日本の今」を英語で理解し、議論するビジネス・パーソン、大学生のための刺激的な英語ワークショップ!

【開催頻度】

月に3~4回。平日午後6時30分~8時30分、土曜日午前10時~12時の二つのタイプがあります。但しオンラインでは時間設定が違いますので、ご注意ください。

【構成】

2つに分かれています。①だけという方もどうぞ。

① ワークショップ(60分)

飲み物を片手に様々な仲間と集い、The Japan Times他の英字新聞の記事を読みながら、タイムリーなトピックの英語表現と欧米式の議論の方法を学んでいく、新しいタイプの英語学習プログラム。

② 学習の後(リアルでは60分、オンラインでは30分)

交流会です。リラックスした雰囲気の中で、参加者同士の異業種交流と情報交換を予定。

【内容】

ファシリテーターと呼ばれる英語上級者の朝活メンバーが中心となり進行します。紙面を活用して「ウォームアップ」「語彙を知る」「記事を読む」「記事の内容について会話する」の4つのアクションを行います。

【なぜ私たちはグローバルで存在感を発揮できないの?】

英語でコミュニケーションが弾まないと感じるのは、実は英語で話せる共通の関心事項が無いことが大半です。特に現代のイノベーションでは、世界共通の社会課題の解決を様々な企業・団体・大学・政府関係者が国境の壁を越えて協力して行うオープン・イノベーションによる手法が主流となっています。

日本の政府関係者・企業人・研究者が、このグローバル・コミュニティで存在感を発揮できないのは、世界の社会課題に関する知識が欠けている、または知っていても英語でどう表現するか分からないのが原因であると我々は考えています。

『Global Newsについて語ろう』@京阪神(京都・大阪・神戸)では、そのような多くの日本人が持つ弱点を補強し、日本の技術・知恵を世界に発信、ともに成長できるようなコミュニティ作りを目標としています。進行役は海外でのビジネス展開を支援するGlobal AgendaのDr. Kuniko Shibata が担当します。

【参加対象者】 社会人、大学生・大学院生、留学予定者など

【英語レベル】 最低限英語で日常会話ができる方。目安としてはTOEIC400点以上の英語力を持っている方。但し、予習は必須です。

【教材】 上記の記事または書籍

参加希望者はのYahooのチケット・サイトから申し込みをお願いします。定員は10名。

【オンライン・サロン】


【注意事項】

できるだけ、マイク付きイヤホンをご用意ください。音が反響せず、聞き取りやすくなります。また、可能であればLANケーブルでつないだ方が通信が安定します。

【朝英語の会】から【Global Newsについて語ろう】へ

グローバルな場で必要な英語力て何?「世界の課題」「日本の今」を英語で理解し、議論する知性派のための英語ワークショップ「朝英語の会~The Japan Times紙記事について議論する」の新バージョン「Global Newsについて語ろう!」です。新型肺炎感染予防対策としてオンラインで開催します。

ニュース英語の議論のための素材として利用してきたThe Japan Times紙の「朝英語の会」Morning Englishのコラムが2020年末に終了しました。2017年より大阪・神戸で続けてきた「朝英語の会」のディスカッション・ワークショップは、2021年1月末より装いも新たに再スタートします。

今後の題材としては、1)英字紙及び雑誌のオピニオン記事、2)のThe Japan Times社の書籍、を利用予定です。1)&2)とも「朝英語の会」よりはやや難易度が高く、ページ数も2-3ページが中心ですが、並行して運営している英語上級者向けの「英語で学ぶ大人の社会科」よりは易しい内容になっています。

1)では激動する世界のニュースに関して気鋭の記者・研究者が執筆したオピニオン記事について議論します。また、2)では2020年話題になったニュースの3つのテーマについて徹底的に学習し、議論をします。

パンデミックがまだ数カ月続くことが予想されることから、当面ワークショップはGoogle Meetを利用したオンラインのみの開催になります。対面でのワークショップが可能になりましたら、大阪、神戸、京都での開催を企画します。運営、ファシリテーション、設問の作成はGlobal AgendaのDr. Kuniko Shibataが担当します。

参加申込はYahooチケットサイトからになりますが、詳細はnoteで発表します。またPeatixでもイベントのお知らせをしますので、この二つのアカウントのフォローをお願いします。


【HP】  http://www.global-agenda-21c.com/
【note】  https://note.com/globalagenda
【Peatix】 https://globalagenda.peatix.com/


The Japan Times ニュースで深掘り英語 Vol. 2[2020 秋冬]

トピック1
 The Pandemic
 新型コロナウイルスの世界的大流行

新型コロナウイルスの日本上陸からこれまでの政府の対策を振り返りつつ、世界経済への影響について解説し、感染抑制に成功した海外の事例や治療法を紹介する。


トピック2
 Man-made Pandemics
 難民と気候変動:人間のもたらした「パンデミック」

移民問題や環境問題は、新型コロナウイルスのパンデミックと同じで、地球全体の問題だ。一方で、移民問題と環境問題は人間が原因になっている点が、ウイルスのパンデミックとは異なる。そんな普遍的で人為的な現象であるMan-made Pandemicsを理解するための5つの記事をピックアップ。


トピック3
 Black Lives Matter
 Black Lives Matterをめぐって

アフリカ系アメリカ人に対する警察の残虐行為に抗議し、暴力の認知度を高め、その犠牲となる人々を救ううための運動Black Lives Matter。「警察を解体せよ」という要求の意味や、ドナルド・トランプ大統領による一線を越えた対応について解説し、日本におけるBLM運動についても紹介。

上記の書籍は1)の記事以外に利用するメインのテキストです。このワークショップに参加を希望される方は各自購入をお願いします。

「朝英語の会」@大阪&神戸の過去の活動についてごらんになりたい方は以下のブログ記事でご確認ください。



この記事が参加している募集

サポートして頂いた資金は、ワークショップやブログ記事の準備費用に充てたいと思います。今後もグローバル・イッシューに関するトレンドを逐次紹介していきます。