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「ジェンダーと都市:The Non-Sexist City」【英語で学ぶ大人の社会科】 K's Bar 第9回 8/26(水)& 8/30(日)20時~@オンライン

2020年8月は「都市はどうあるべきか」という問題に取り組む二人の論客の記事を紹介します。8月の二つ目のテーマは「ジェンダーと都市」について議論する予定です。第二回で取り上げる記事は「The Non-Sexist City」です。

ワークショップは8/26(水)& 8/30(日)20時開始 を予定しています。「Feminist City」を発表したLeslie Kern教授が出版社のHPに投稿した以下の記事を利用します。

The Non-Sexist City

Leslie Kern asks how we can create a feminist city and what tools women can use to support each other.

「ジェンダーと都市」とは日本ではあまり聞かない話題ですが、諸外国ではこの数十年大変注目を集めているテーマで多くの論文が発表されています。ここでいう「ジェンダー」「社会的弱者」と置き換えられる場合が多く「Who's city? (誰のための都市か)」という文脈で語られることが多いようです。以下Kern教授の新著の紹介です。

Feminist City
Claiming Space in a Man-Made World
by Leslie Kern

日本でも渋谷区に新しくオープンした商業施設と一体化した都市公園『ミヤシタパーク』が話題ですが、改装前の「渋谷区立宮下公園」を利用していたホームレスや行き場のない若者たちを排除して造った公園ではという批判も聞こえてきます。下記の二つの記事は同じ施設に関して全く真逆の視点から執筆されています。

渋谷の宮下公園が「公立空中庭園『ミヤシタパーク』」に!「街・公園・商業施設の一体化」は新トレンドとなるか?

渋谷・宮下公園跡地に「ミヤシタパーク」開業 —— 10年に及ぶ“ホームレス排除”の歴史を振り返る

海外で「ジェンダーと都市」が話題になるのはこのような公共の都市施設を計画し、施行する担当者(行政、建築家、技術者、不動産開発業者)及び意思決定にかかわる人々が圧倒的に社会的強者の「中流階級の白人男性」で占められてきたことに起因します。女性も含む少数者、社会的弱者の声が都市デザインの過程でほとんど取り入れられてこなかった都市計画の不備や不公正を是正する試みが「ジェンダーと都市計画」という学問領域です。

Gender planning and development : theory, practice and training

設問は参加申し込み者にのみ送付します。過去のワークショップと同様の設問を設定しますので、以下のマガジンの記事を参考にしてください。

【英語で学ぶ大人の社会科】世界の知性が語る現代社会

「ジェンダーと都市:The Non-Sexist City」

ワークショップの日程と申し込み頁は下記のとおりです。

「ジェンダーと都市:The Non-Sexist City」【英語で学ぶ大人の社会科】 K's Bar 第9-1回 (オンライン開催)8/26(水) 20:00 ~  21:30

「ジェンダーと都市:The Non-Sexist City」【英語で学ぶ大人の社会科】 K's Bar 第9-2回(オンライン開催)8/30(日) 20:00 ~  21:30

定員: 10名

【チケット】

参加費は500~2,350円です。サロン・ゴールド会員の割引他、回数券もご用意しています。6カ月の新規サロン会員権の購入(更新も含む)の方の初回参加費は無料です。

申し込み後(開催日前日)、メールにてビデオ・リンクもしくは招待状を送ります。オンラインでは、通信上の問題が発生する場合がありますが、不具合の場合、次回無料で参加できます。キャンセルの場合も次回への振り替えになります。

申し込みはYahooチケットの他、銀行振り込み/事務所にて支払いでも可能です。初回のみ申込用紙を以下のサイトからダウンロードして振り込みをお願いします。一度設定すると後は申込書無しで銀行振込+電子メールで参加日の連絡を頂くだけで申し込みが可能になります。

【場所】 オンライン

オンライン(インターネット接続+マイク付きイヤホン+PCもしくはタブレットorスマホを準備願います)。Gmailをご用意ください。

ワークショップは気軽に使えるGoogle Meetを使って英語での議論に取り組みたいと思います。グローバルな政治や経済に関するテーマですが、大変興味深い内容ですので、ドリンク片手に気軽にご参加ください。参加費は初回は無料です!

1)メインでは以下のオンライン会議システムを使います。

Google Meet(Gmailとリンクしています)

2)サブ・システムとして以下のシステムもできればご用意ください。

Skype

【ビデオ会議システム】Google Meet

ビデオ会議の利用にはGMailアカウント及びマイク付きイヤホン(携帯電話購入時に付属品として付いています)、PC又はタブレット・スマートフォンなどが必要になります。使い方はGoogle Hangoutと同じですが、PC以外だとアプリのダウンロードが必要な場合がありますので、事前に動作の確認をお願いします。またGoogleカレンダーもダウンロードしておくと便利です。

申込を受けるとGoogleカレンダーに招待状を送りますので、そちらにアクセスして、予定上のGoogle Meet に参加するをクリックし、マイク・カメラを設定しておいてください。使い方は以下のサイトを参照してください。

ビデオ会議ツール「Google Meet」の利用方法

オンライン・サロン& noteゴールド会員について

現在、オンライン・サロン「朝英語の会@京阪神~The Japan Times 紙記事について議論する~」とnoteサークル「英語で学ぶ大人の社会科」の会員を募集しています。サロン会員とゴールド会員は全てのワークショップに割引価格で参加できます。

【オンラインサロン朝英語の会@京阪神】
「朝英語の会@京阪神~The Japan Times紙記事について議論する」を始めました。京都・大阪・神戸で開催される「朝英語の会@京阪神」共通のサロンです。詳細に関しては以下のリンクを参照してください。

【英語で学ぶ大人の社会科】
noteのサークルを始めました。もっと社会問題について学びたい、英語のスキルを進化させたいという方のための一石二鳥、欲張りなサークルの立ち上げを目指しています。ワークショップだけでなく「大人のための社会見学」も計画中!メンバー募集中です。

【英語で学ぶ大人の社会科】サークル


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