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【解説と設問を発表】「The SDGs Report 2021」(3)目標1:貧困の撲滅について【英語で学ぶ大人の社会科】第39回 2/27(日)20時@オンライン

2022年2月の「英語で学ぶ大人の社会科:世界の知性が語る現代社会」のワークショップの解説と設問を発表します。2022年2月27(日)夜20時@オンラインで開催するワークショップは、「The SDGs Report 2021」の「目標1:貧困の撲滅」について英語で議論します。

今後は月1-2回、このシリーズの枠内でSDGsの17の目標について2021年時点で「2030アジェンダ」に向けての進捗状況を検証します。チケットの申し込みは以下のYahooチケットサイトから,、または銀行振り込みでお願いします。

【チケット】

「The SDGs Report 2021」(3)目標1:貧困の撲滅について【英語で学ぶ大人の社会科】第39回 2/27(日)20時@オンライン

【銀行振込での申し込み】

振込用紙は以下のサイトからダウンロードお願いいたします。

【ワークショップ】

「The SDGs Report 2021」は2030年をゴールとするSDGsの17の目標ごとに2020年までの進捗状況を様々なデータを集めて検証しています。目標1は「貧困をゼロに」です。今回はこの資料を使って議論を進めます。

End poverty in all its forms everywhere

ワークショップの詳細は前回のnote記事でご確認ください。

「The SDGs Report 2021」(3)目標1:貧困の撲滅について【英語で学ぶ大人の社会科】第39回 2/27(日)20時@オンライン

【解説】

「The SDGs Report 2021」内の「目標1:貧困」に関する記述は衝撃的です。コロナ禍の2020年、1998年のアジア金融危機以来、初めて1日1ドル90セント以下で暮らす「絶対的貧困」の範疇に含まれる人口が世界で1億人以上増えるといいます。そして、その内の60%が南アジアの住民です。そしてコロナ・パンデミックの影響は紛争と気候変動によって更に悪化しています。

COVID-19 has led to the first rise in extreme poverty in a generation
Before the COVID-19 pandemic, the share of the world’s population living in extreme poverty fell from 10.1 per cent in 2015 to 9.3 per cent in 2017. This means that the number of people living on less than $1.90 per day dropped from 741 million to 689 million. ……The pandemic has compounded the threats to progress raised by conflict and climate change. Estimates suggest that 2020 saw an increase of between 119 million and 124 million global poor, of whom 60 per cent are in Southern Asia. Nowcasts point to the first rise in the extreme poverty rate since 1998, from 8.4 per cent in 2019 to 9.5 per cent in 2020, undoing the progress made since 2016.

そして、更に問題なのが、パンデミックにより、労働しているにもかかわらず、極度の貧困に陥る人々が現れてきたことです。

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