見出し画像

[解説と設問を発表]WHO:都市住民の80%が有害な空気を吸っている【SDGs英語ニュースについて議論する】第21回 7/2(土)10時@オンライン

グローバルな場で必要な英語力て何?「SDGsの現状」を英語で理解し、発信するための新英語ワークショップ。

「SDGs英語ニュースについて議論する」ワークショップ第21回を7/2(土)10時@オンラインで開催します。今回はテキスト「VOAで聞き読みSDGs英語ニュース入門」の中の18番目の記事「世界保健機関(WHO)の調査報告:都市住民の80%が有害な空気を吸っている(WHO: 80% of Urban Residents Breathe Unsafe Air)」を利用します。この記事はSDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」に対応しています。また書籍を持っていなくても記事はWebでも読むことができますので、参加は可能です。このワークショップの解説と設問を発表します。以下ワークショップの案内です。

ワークショップ第21回「WHOの調査報告:都市住民の80%が有害な空気を吸っている」のご案内

「SDGs英語ニュースについて議論する」は今後のビジネス・社会の動向、国際関係を知るためには必須の内容です。今回のテーマはSDGsの11番目の目標「住み続けられるまちづくりを」です。

SDGs 11. 住み続けられるまちづくりを: “だれもがずっと安全に暮らせて、災害にも強いまちをつくろう”

この目標はさらに細分化されていますが、その中で特に日本にも関連が深いと思われるテーマが以下の二つです。

SDGs 11-2
「2030年までに、女性や子ども、障害のある人、お年寄りなど、弱い立場にある人びとが必要としていることを特によく考え、公共の交通手段を広げるなどして、すべての人が、安い値段で、安全に、持続可能な交通手段を使えるようにする。」
SDGs 11-5
「2030年までに、貧しい人びとや、特に弱い立場にある人びとを守ることを特に考えて、水害などの災害によって命を失う人や被害を受ける人の数を大きく減らす。世界の国内総生産(GDP)に対して災害が直接もたらす経済的な損害を大きく減らす。」

日本ユニセフ協会

少子高齢化と気候変動による災害の激甚化により、近年、日本でも一般市民の間で都市計画や「まちづくり」に対する関心が高まっています。欧米で19世紀に始まった近代都市計画の概念は、近年どのような発展をしているでしょうか。参加者と一緒に考えてみたいと思います。このワークショップの詳細は以下の通りです。

日時: 2022年7月2日(土)10時~11時30分
場所: オンライン
定員: 10名程度まで
費用: 初回または見学のみ: 800円~

教材はテキストまたは以下のHPでご確認ください。但し、テキストの内容とHPの記事は全く同じではありません。SDGsの各テーマに関する解説も含まれていますので、できるだけ、テキストを購入されることをお薦めします。準備なしでは設問には答えられないと思います。設問は参加予定者及びオンライン・サロン会員に送付します。

WHO: 80% of Urban Residents Breathe Unsafe Air

チケット

チケットは以下のYahooチケット・サイトから購入、もしくは銀行振込みでお願いいたします。

WHO:都市住民の80%が有害な空気を吸っている【SDGs英語ニュースについて議論する】第21回 7/2(土)10時@オンライン

銀行振り込みの場合、以下のサイトから用紙をダウンロードしてご利用ください。

詳細は前回のnote記事でご確認ください。

WHO:都市住民の80%が有害な空気を吸っている【SDGs英語ニュースについて議論する】第21回 7/2(土)10時@オンライン|Global Agenda

解説

高度成長期に日本で大きな社会問題だった「大気汚染」。確かに1970年代まで都会で見られた光化学スモッグは、ほとんど聞くことがなくなりました。

光化学スモッグについて

一方、「四日市ぜんそく」など、産業の発展によって発生する大気汚染「産業公害型大気汚染」は日本では過去のものとなりつつありますが、自動車の排ガス等による「都市・生活型大気汚染」は先進国では悪化しているという状況があります。

Demystifying Air Pollution in London (2017)

ロンドンだけでも大気汚染は毎年9,400人の早期死亡をもたらし、医療体制に対する年間負荷額は14から37億ポンドにも上ると推計されています。大気汚染はまた、建物や生物多様性にも多大なダメージを与えます。

"In London alone, air pollution contributes to in excess of 9,400 premature deaths every year, and costs the health system between £1.4 and £3.7 billion per year, as well damaging buildings and biodiversity through the formation of pollutants into acid rain."

London Councils

世界の大気汚染の歴史と現状を簡潔にまとめたのが以下の記事です。

ここから先は、ワークショップの参加者、note記事購入者とオンライン・サロン会員に送付します。

ここから先は

959字
この記事のみ ¥ 300

サポートして頂いた資金は、ワークショップやブログ記事の準備費用に充てたいと思います。今後もグローバル・イッシューに関するトレンドを逐次紹介していきます。