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【解説と設問を発表】大気汚染は高齢者にとって病院受診につながる【SDGs英語ニュースについて議論する】第22回 7/9(土)10時@オンライン

グローバルな場で必要な英語力て何?「SDGsの現状」を英語で理解し、発信するための新英語ワークショップ。

「SDGs英語ニュースについて議論する」ワークショップ第22回を7/9(土)10時@オンラインで開催します。今回はテキスト「VOAで聞き読みSDGs英語ニュース入門」の中の19番目の記事「大気汚染と高齢者の有病率の上昇(Air Pollution Tied to Hospital Visits for Older Adults)」を利用します。この記事はSDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」に対応しています。また書籍を持っていなくても記事はWebでも読むことができますので、参加は可能です。このワークショップの解説と設問を発表します。以下新ワークショップの案内です。

ワークショップ第22回「大気汚染は高齢者にとって病院受診につながる」のご案内

「SDGs英語ニュースについて議論する」は今後のビジネス・社会の動向、国際関係を知るためには必須の内容です。今回のテーマはSDGsの11番目の目標「住み続けられるまちづくりを」です。

SDGs 11. 住み続けられるまちづくりを
“だれもがずっと安全に暮らせて、災害にも強いまちをつくろう”

日本では、まだ大々的な調査は行われていないと思いますが、米国ではPM2.5の人への曝露がどのような健康被害をもたらすかという大規模な調査が行われました。調査期間は13年にも及び、米国内を郵便番号で振り分け、調査の対象になった健康上の問題点は214項目にも及びます。この調査により明らかになったのは、大気汚染と高齢者の病院受診の増加の強い相関関係です。大気汚染は、特に高齢者などの脆弱な身体を持つ人々には深刻なダメージがあり、それにより発生する費用は個人、政府、企業にとって、過大なものであることが分かりました。

その悪影響を緩和するための様々な政策の導入も米国で検討され始めています。日本でもPM2.5の増加は問題視されていますが、まだ具体的に政策に反映されるまでには至っていません。あなたは大気汚染と健康の関係性についてどう思いますか?一緒に考えてみましょう。このワークショップの詳細は以下の通りです。

日時: 2022年7月9日(土)10時~11時30分
場所: オンライン
定員: 10名程度まで
費用: 初回または見学のみ: 800円~

教材はテキストまたは以下のHPでご確認ください。但し、テキストの内容とHPの記事は全く同じではありません。SDGsの各テーマに関する解説も含まれていますので、できるだけ、テキストを購入されることをお薦めします。準備なしでは設問には答えられないと思います。設問は参加予定者及びオンライン・サロン会員に送付します。

Air Pollution Tied to Hospital Visits for Older Adults

チケット

チケットは以下のYahooチケット・サイトから購入、もしくは銀行振込みでお願いいたします。

大気汚染と高齢者の有病率の上昇【SDGs英語ニュースについて議論する】第22回 7/9(土)10時@オンライン

銀行振り込みの場合、以下のサイトから用紙をダウンロードしてご利用ください。

その他詳細は前回のnote記事からご確認ください。

大気汚染は高齢者にとって病院受診につながる【SDGs英語ニュースについて議論する】第22回 7/9(土)10時@オンライン|

解説

2021年に米国の複数のNGO,「NRDC(天然資源防護協議会)」や「気候と健康に関する医学会コンソーシアム」が発表した報告書『行動を起こさないことの代償:化石燃料と気候変動による国民の健康に関する経済負担』が注目を集めています。同報告書は、米国内で気候変動による異常気象や熱波、大気汚染、昆虫が媒介する感染症の増加によって生じる公衆衛生に関する経済コストが年間90兆円、一人当たり、年間2,500ドルにも及ぶことを公表しました。

気候変動がもたらす健康への影響が深刻化 米国では医療費が年間90兆円超に

Air pollution costs each American $2,500 a year in healthcare - study

もちろん、世界全体においては、PM2.5による大気汚染だけでも健康に関する経済的損失は甚大で、世界のGDPの6.1%にも相当するといいます。

ここから先は、ワークショップの参加者、note記事購入者とオンライン・サロン会員に送付します。

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