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[解説と設問を発表]フェイスブックの 『いいね!』であなたのことがよくわかる【IT社会の英語ニュースについて議論する】第27回 2/21(水)20時 @オンライン

グローバルな場で必要な「英語力」て何?「ITと社会」を英語で理解し、発信するための新英語ワークショップ。


2023年から始まったワークショップ[IT社会の英語ニュースについて議論する]第27回開催のお知らせです。今回は書籍 [VOAで聞き読み IT社会の英語ニュース入門]のなかの [Topic 13] プライバシーと個人情報: インターネット利用者の権利という話題を取り上げます。今回、利用する教材はVOAの記事[Facebook Likes Can Tell a Lot About You](webでも閲覧可)を利用します。このワークショップの解説と設問を発表します。詳細は以下のセクションでご確認ください。

ワークショップ第27回「フェイスブックの 『いいね!』であなたのことがよくわかる」

今回のワークショップは、VOAが報じた記事「フェイスブックの 『いいね!』であなたのことがよくわかる」について議論します。

ソーシャルメディアの世界的普及率は、2023年には60%近くに達しており、ユーザーの総数は、2027年までに58億5,000万人を超えると予想されています。なかでも、フェイスブックは、2023年初頭に29億6000万人の月間アクティブユーザーを記録した、現存する最大のソーシャルネットワークです。

Social Media & User-Generated Content

ソーシャル・メディアが登場する以前の社会を今や想像することも難しい時代ですが、ユーザー数の増加に伴い、様々な懸念が噴出しています。なかでも、問題なのが、私たちがSNSの投稿に対して気軽に押している「いいね!」ボタンにより、それらを詳細に分析すれば、その個人の持つ私生活や人格の特徴の大半が明らかになってしまうことです。

58,000人の治験者を使った2013年の米国の研究は、フェイスブックの「いいね!」を使えば、性的指向、人種、宗教的・政治的見解、性格的特徴、知性、幸福度、依存性薬物の使用、両親の別居、年齢、性別など、非常にセンシティブな個人の属性を自動でかつ正確に予測できることを明らかにしました。

Private traits and attributes are predictable from digital records of human behavior | PNAS

https://www.pnas.org/doi/10.1073/pnas.1218772110

SNSを使えば、あなたという個人をかたちづくる多くの特徴が他人から丸見えなわけです。あなたはこの問題について、十分に注意を払っていますか?VOAの記事はウェブで読めますので、初めての方も是非、ご参加ください。ワークショップの内容は以下のとおりです。

日時: 2024年 2月21日(水)20時~21時30分
場所: オンライン
定員: 参加者は10名程度まで(但し、見学者は含まない)
費用: 見学のみ: 500円、初回参加者:800円(オンラインのみ)~

教材は以下のHPでご確認ください。「ITと社会」の各テーマに関する解説も含まれていますので、できるだけ、テキストを購入されることをお薦めします。準備なしでは設問には答えられないと思います。設問は参加予定者及びオンライン・サロン/有料ニュースレター会員に送付します。

[教材]

Facebook Likes Can Tell a Lot About You

チケット

チケットは以下のYahooチケット・サイトから購入、もしくは銀行振込みでお願いいたします。

「フェイスブックの 『いいね!』であなたのことがよくわかる」【IT社会の英語ニュースについて議論する】第27回 2/21(水)20時 @オンライン

また銀行振り込みの場合、以下のサイトから用紙をダウンロードしてご利用ください。

解説

フェイスブックのアプリを通じた情報漏洩のなかで、最大のスキャンダルは、何と言っても2016年のトランプ大統領誕生に大きく貢献したと言われている「フェイスブック&ケンブリッジ・アナリティカ事件」でしょう。

フェイスブック&ケンブリッジ・アナリティカ事件の問題点と教訓

この詳細は、日本では大きく報道されませんでしたが、ニューヨーク・タイムズ社の報道の内容をまとめた、上記の記事の説明がわかりやすかったので以下引用します。

それらによれば、2014年ごろに、ケンブリッジ大学(名前は「ケンブリッジ」だがCA社とケンブリッジ大学は無関係)に在籍するロシア系アメリカ人学者 アレクサンダー・コーガン氏が、心理クイズアプリを作成。約30万ダウンロードされたそのアプリに仕組まれたフェイスブックAPIを経由し、ダウンロードユーザーとその友人ら約5000万人分のユーザー情報をコーガン氏が取得。コーガン氏からCA社(内部通報者ワイリー氏が当時在籍)へと売却され、CA社がそれを利用してスティーブ・バノン率いるトランプ陣営をはじめ複数の選挙活動をサポートした、というストーリーです。

クラウドサイン

ここから先の情報、設問はイベントへの申込者、サロン/メンバー/有料ニュースレター会員、note記事購入者に公開します。

このワークショップに関心のある方は以下のニュースレター@Substackに登録していただくと案内が届きます。

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