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[解説と設問を発表]食品ロスとの闘いにAIを活用する日本企業【SDGs英語ニュースについて議論する】第27回 8/13(土)10時@オンライン

グローバルな場で必要な英語力て何?「SDGsの現状」を英語で理解し、発信するための新英語ワークショップ。

SDGs英語ニュースについて議論する」ワークショップ第27回を8/13(土)10時@オンラインで開催します。今回はテキスト「VOAで聞き読みSDGs英語ニュース入門」の中の記事「食品ロスとの闘いにAIを活用する日本企業」について議論します。記事はVOAの「Japanese Companies Use Technology to Fight Food Waste」を利用します。この記事はSDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」に対応しています。また記事はWebでも読むことができますので、書籍を持っていない方もぜひ、ご参加ください。このワークショップの解説と設問を発表します。以下新ワークショップの案内です。

ワークショップ第27回「食品ロスとの闘いにAIを活用する日本企業」のご案内

「SDGs英語ニュースについて議論する」は今後のビジネス・社会の動向、国際関係を知るためには必須の内容です。今回のテーマはSDGsの12番目の目標「目標12 つくる責任 つかう責任」です。

目標12 つくる責任 つかう責任

“生産者も消費者も、地球の環境と人々の健康を守れるよう、責任ある行動をとろう”

国連食糧農業機関(Food and Agriculture Organization of the United Nations :FAO)は、パンデミックが発生した2020年には7.2億人から8.11億人もの人々が飢餓に直面したとの報告書を発表しています。それにもかかわらず、世界で生産されている食品の約3分の1(13億トン)が捨てられているという現実があります

How fragile are our agri-food systems and how can they affect the number of people going hungry? State of Food Security and Nutrition in the World 2021 report:

そして、2030年においても6.6憶人もの人々が、まだ飢餓の状態にあるだろうとFAOは予測しています。そこに発生したロシアのウクライナ侵攻です。食糧の輸出国としてグローバル経済で重要な地位を占めていたウクライナの食糧供給が難しくなったことで、世界中で食料価格が高騰し、多くの発展途上国が食糧危機に直面しています。そのような中で、大量の食品廃棄は許されるべきではありません。あなたは「食品ロス」の問題をどう思いますか。英語で議論します。このワークショップの詳細は以下の通りです。

日時: 2022年8月13日(土)10時~11時30分
場所: オンライン
定員: 10名程度まで 費用: 初回または見学のみ: 800円~

教材は以下のHPでご確認ください。SDGsの各テーマに関する解説も含まれていますので、できるだけ、テキストを購入されることをお薦めします。準備なしでは設問には答えられないと思います。設問は参加予定者及びオンライン・サロン会員に送付します。

Japanese Companies Use Technology to Fight Food Waste

チケット

チケットは以下のYahooチケット・サイトから購入、もしくは銀行振込みでお願いいたします。

食品ロス削減にAIを活用する日本企業【SDGs英語ニュースについて議論する】第27回 8/13(土)10時@オンライン

銀行振り込みの場合、以下のサイトから用紙をダウンロードしてご利用ください。

詳細は以下のnote記事からご確認ください。

食品ロスとの闘いにAIを活用する日本企業【SDGs英語ニュースについて議論する】第27回 8/13(土)10時@オンライン|

解説

まず、食品ロスに関しては以下の定義の違いに注目する必要があります。

「Food Loss」と「Food Waste」は、定義が異なる言葉である。FAQ(国際連合食糧農業機関)によると、Food Lossとは、小売業者、外食産業提供者、消費者を除く、チェーン内の食品供給業者による決定と行動に起因するもの。一方で、Food Wasteは、小売業者、外食産業提供者、および消費者による決定と行動に起因するものを指している。」

Elemiinist

「UNEP Food Waste Index Report 2021」によると、世界で廃棄される食品(Food Waste)は年間9億3,100万トン。意外にも、そのうち6割は家庭からなのだそうです。さらに驚くのが国別の食品廃棄の量のランキングです。私たちの先入観とは違い、経済力の小さい発展途上国が上位10位に名を連ねています。同報告書の統計では日本で廃棄される食品(Food Waste)の年間廃棄量は8,159,891トンで世界14位。しかし、一人あたりの年間廃棄量は、約64キロであり、ランキングでは1位の中国と変わらないといいます。

【2021年】食品ロス世界ランキング 日本の順位と世界各国の現状とは

そういった廃棄により、8-10%の温室効果ガスの排出は消費されなかった食品に由来するといいます。

ここから先は、ワークショップの参加者とオンライン・サロン会員、記事購入者に送付します。

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