見出し画像

[解説と設問を発表]OECD雇用見通し2023:AIと労働市場-日本【IT社会の英語ニュースについて議論する】第13回 8/3(木)20時 @オンライン

グローバルな場で必要な英語力て何?「ITと社会」を英語で理解し、発信するための新英語ワークショップ。


2023年から始まった新しいワークショップ[IT社会の英語ニュースについて議論する]第13回開催のお知らせです。今回は書籍 [VOAで聞き読み IT社会の英語ニュース入門]のなかの [Topic 6] テクノロジーがもたらす仕事の未来: ロボットと自動化]に関連した報告書「OECD雇用見通し2023:AIと労働市場-日本 (報告書概要)」"OECD Employment Outlook 2023: Artificial Intelligence and the Labour Market-Japan (Executive Summary)" という話題を取り上げます。このワークショップの解説と設問を発表します。詳細は以下のセクションでご確認ください。

ワークショップ第13回「OECD雇用見通し2023:AIと労働市場-日本」のご案内

今回のワークショップは第12回のVOAの記事「機械とAIは今後の仕事のあり方をどう変えるのか」に関連した報告書「OECD雇用見通し2023:AIと労働市場」の日本に関する分析の要約のページについて議論します。

昨年秋に発表された「ChatGPT」に始まる生成AIの労働に関する影響は、この報告書がまとめられた当時は、まだ明らかではありませんでした。報告書概要の前半部分は主にパンデミックからの回復後の経済や、ロシア-ウクライナ紛争による物価高騰などの経済への影響が中心にまとめられています。しかし、後半部分は、この報告書の副題(サブ・タイトル)が示すように、AIと労働市場における日本への影響について分析しています。

OECD雇用見通し2023:AIと労働市場-日本 (報告書概要)

特に、昨年のG7サミットでは、この「AIと労働市場」に関するテーマが主要な議題の一つでした。この報告書とその概要は英文で発表されていますが、概要に関しては仮日本語訳もつけられています。一方、この概要の内容に関しては、一部翻訳されていない記述もあり、現状の正確な把握という意味もあり、改めて原文をもとに英語で議論したいと思います。

私が特に気になったのは、翻訳されていなかった以下の記述です。

On average in the workplaces surveyed by the OECD, AI adoption has so far-gone hand-in-hand with greater job satisfaction, improved mental and physical health, and higher wages for those workers with skills to develop and work with AI. Yet, some workers – e.g. those managed by AI and women – have benefited less or have had negative experiences.

OECD

OECDの報告書は、VOAの記事よりも難易度が高いですが、今回は、日本語・英語を比較しながら、英語で議論します。記事はウェブで読めますので、初めての方も是非、ご参加ください。ワークショップの内容は以下のとおりです。

日時: 2023年 8月3日(木)20時~21時30分
場所: オンライン
定員: 10名程度まで
費用: 初回または見学のみ: 800円(オンラインのみ)~

教材は以下のHPでご確認ください。「ITと社会」の各テーマに関する解説も含まれていますので、できるだけ、テキストを購入されることをお薦めします。準備なしでは設問には答えられないと思います。設問は参加予定者及びオンライン・サロン/有料ニュースレター会員に送付します。

OECD Employment Outlook 2023: Artificial Intelligence and the Labour Market - Japan (英語)

チケット

チケットは以下のYahooチケット・サイトから購入、もしくは銀行振込みでお願いいたします。

OECD雇用見通し2023:AIと労働市場【IT社会の英語ニュースについて議論する】第13回 8/3(木)20時 @オンライン

また銀行振り込みの場合、以下のサイトから用紙をダウンロードしてご利用ください。

解説

週刊東洋経済が7月に再び「生成AI」に関する特集号を企画しました。研究開発で出遅れていた日本でも、次々に生成AIに関連する新製品が発売されるなど、市場は活況を呈しています。

週刊東洋経済2023年7月29日号 |【特集】ChatGPT 超・仕事術革命

一方、この特集号の中でも海外の複数の著名研究者が生成AIの危険性に改めて警鐘を鳴らすなど、AIの利用にはガイドラインの策定が必須です。そんな中、海外から衝撃的なニュースが飛び込んできました。

ここから先の情報、設問はイベントへの申込者、サロン/メンバー/有料ニュースレター会員、note記事購入者に公開します。

このワークショップに関心のある方は以下のニュースレターに登録していただくと案内が届きます。

【英語で学ぶ現代社会】を無料ニュースレター@Substackで購読しませんか

https://globala.substack.com/

ここから先は

2,420字
この記事のみ ¥ 300

この記事が参加している募集

英語がすき

サポートして頂いた資金は、ワークショップやブログ記事の準備費用に充てたいと思います。今後もグローバル・イッシューに関するトレンドを逐次紹介していきます。