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アウトプットが大事ってよく聞くけどなんで大事なのか
・まえおき
私は語彙(ボキャブラリー)が豊富な方らしい。周りの人から度々、説明の仕方が面白いとか癖が強いとか表現が独特だとかなんとか、職場だけじゃなく友人と話したりだとか場所が変わっても言われるので、客観的に見てきっとそうなんだな〜と思っています。
ちなみに語彙が豊富なことと、詰まらずに淀みなく話せることはまた別モノです。
私の脳内ボイス:(なんだっけ、これを表現するのに最適な熟語があったはずなんだけど思い出せない……いいや、しっくりこないけどこれでも伝わるだろう)って適当に話してたりするので。ただね、この「しっくりこないけどこれでも伝わるだろう」言葉が出てくるってのがつまり語彙が豊富ってことなのかもしれないと思ったり。
はい、では本題へいきます。
アウトプットが大事ってよく聞くけど、なんで大事なのか
・一言でいうと、話せないとストレス発散できないって話
話せる=言語化できる、とも言えますね。
愚痴として人に話せるかどうか、これがストレス発散できるか抱えてしまうかのスキル的ポイントだなと気づいたのでお伝えします。
(※ 愚痴を安心して話せる人or聞いてくれる人という相手がいるかどうか、ってのはまた別のおはなし)
むかついた!嬉しかった!良い!悪い!モヤモヤする!日常を生きていたらこんな感情になることがありますが、それを人に伝えられますか?もしくは、紙に書くことができる?SNSでもいい、メモ帳でもいい、文章にすることができる?
例えば、「むかついた!」を分解してみた例がこちら。
「あの人が〇〇してくれなくてむかついた」
「言われた通りにやったのに、終わったと報告したら後から違う条件が出てきて全部修正する羽目になってむかついた」
「約束を守ってくれなくてむかついた」
「あの目つきがなめられる感じがしてむかついた」
自分がどこにむかついたのか、何にむかついたのか、何が期待外れだったのか。
そういったことが分かってないとまず言葉にすることができない。
そして、頭の中は大抵の場合第一言語で考え事をするもの。
なので語彙(ボキャブラリー)のストックがあればあるほど言葉巧みに考え事ができるってことです。
以前どこかで「ドラッグを摂取しても教養がないといいトリップが出来ない」と読んだことがありますが、そんな感じ(括り雑すぎる?)。
自分の知っている言葉の範囲内でしか考え事はできないし、愚痴も言えないし、夢も見れないのです。
そして言語化出来ないとどうなるか?
「もう!ってなった」「モヤモヤした!」「やだった」しか言えないと、周囲に深く理解してくれる人が現れる可能性がとても低くなります。(正確には「そうだよね」といった同意はしてもらえると思うけど、理解されている/分かってもらえている感覚はあまり期待できないんじゃないかな…と)
言葉にできないけれどだからってストレスがないわけじゃない。むしろ上手く発散出来ないことが多いから自分の中にストレスが蓄積されていく感じ。
蓄積されていくと……?
1人で抱え込んでしまってトイレで泣くとか、いきなり朝起きたら起き上がれません、なんてパターンに直結しかねません。そんなのつらいじゃないですか。しんどいじゃないですか。1人で泣いてて、よしよしって肩をさすってもらった人になんでつらいのか話せたら、1人じゃなくて2人の脳みそで解決策を考えられるわけだし、1人きりで抱えることもないし、ね、だから話せたらいいなと思うんです。
反対に、言語化苦手な人が話す側ではなく愚痴や悩みを聞く側になったとき、語彙が少ないと上辺的な返答しかできないため、相手に理解してくれている/分かってくれている感覚を与えにくい気がします。
・この人に話しても分かってもらえてるのかわからない
・話は聞いてくれるけど、本当に聞いてくれるだけなんだよな……etc.
世の中には色んなタイプがいるけれど……
誰だって何人かの人には「深く理解されている・分かってもらえている」と感じたい!っていうのが人間の根っこにはある気がしています。
さて、じゃあどうしましょう?
・語彙、ボキャブラリーを養うには
色んな方法があると思うんだけど、隣人的に語彙力を養う方法を考えてみました。ついでにおすすめの本も。
①「読む」のが得意な人
・本を読む
・noteなどのWEB上の文章を漁り読み
・外国映画を字幕で観る
②「聞く」のが得意な人
・ラジオ、Podcastを聞く
・語る系のYoutubeを観る
・邦画を観る
これらでインプットしたら、あとはその仕入れた言葉たちを使ってみること!
Podcastを流し聞くより、繰り返し同じものを聞く方が言葉たちが早く自分のものになるかもしれない。
意味がわからない言葉が出てきたら即調べて、自分のものにしていきましょう〜
・語彙がないわけじゃないけど増やしたい人には
・普段手に取らない分野の本を読む
本屋に行ってタイトルや表紙だけ見て気になったものを読んでみるとか。Kindle Unlimitedなら毎月定額だから気軽に読まない分野の本を読みやすいです。本屋で立ち読みでもいいと思う。
※アフィリエイトではありませんのでご安心(?)ください。
たとえばお堅めの学者さんや教授が書いたエッセイとか。
翻訳された海外エッセイは、エッセイなので読みやすさはありつつ、日本文化から離れるので面白い表現があったりします。
海外暮らしの日本の方のエッセイもいいですね。
あとは好きなジャンル+時代を変えてみる。
私の場合はミステリー小説が好きなので、その括りで時代を遡って、一時期横溝正史フェスしてました。
ただ、時代を遡ると「現代ではコンプラ的にアウト」「モラル的にどうなの…?」と、モヤモヤする描写や表現を含んでいる可能性があるのでお気をつけください。
ポジティブに解釈するなら、「この時代はこんな扱いだったんだな、現代はマシな方向へ向かってるんだな」と新たな視点が持てる、かもしれません。
Podcastでの情報収集についてはまた別の機会に書きます。
あなたのお役に立てば嬉しいです!
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