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新入社員へのメッセージ

新年度がスタートしました。
諸々の影響で例年ある清々しさが足りません。僕らの会社はインナーブランディングの事業をしているので社内広報とも深く関係があります。例年であれば4月1日はお客様の入社式の取材・撮影でスタッフが全国を飛び回るのですが、コロナの影響で中止、延期、分散、WEB等、様々に変更になっております。

今日は「新入社員へのメッセージ」というテーマです。
僕らの会社でも新入社員を迎え入れることができました。
コロナの影響を鑑み、初出社日を13日にしたことから入社式は延期としました。今日から在宅にてeラーニング中心の研修が始まっています。

今日のnoteはその新入社員に贈った僕のメッセージをそのまま載せようと思います。(尚、名前は実名から変更してあります。)

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新藤さん入社おめでとうございます。
glassyに入社してくれて嬉しいです。
大歓迎です。
また一緒に飲みましょう!

本来であれば入社式でメッセージを贈るのだけど、
コロナウィルスの影響で入社式を延期したので
まずは、slackで僕のメッセージを3つ贈ります。


1つ目。

可能性を信じる

新藤さんは自らの可能性を信じていますか?

僕は自分の可能性を信じています。
そして、スタッフとglassyという会社の可能性を信じています。
なので、僕は同じく新藤さんの可能性も信じています。

ただ、
信じていればいいわけでは勿論なくて、
道を切り拓いていくのは新藤さん自身です。

他人は何もしてくれません。

ちょっと厳しい話しだけど、
本当の事なので伝えておきますね。

でも、大丈夫。
自分の可能性を信じることができていれば、
努力を惜しまずチャレンジを続けることはできる。

社会に出たら学生時代のことは関係ないです。
ここからがスタートです。


例えば、
学生時代にどうしても勝てなかった
ライバルがいたとするよね。

そのライバルにも勝つことは出来るよ。

ただ、1つだけ条件がある。
それは、可能性を諦めずに努力を続けること。

新藤さんならできると思う。

たまには、躓くことも、凹むこともあるかな。
順調なんてことは決してないはずだから。
諦めそうになる時もあるかもしれないね。

そんな時は、
glassyのメンバーに助けを求めてください。

みんな新藤さんの仲間です。
全力のおせっかいを働かせると思うので
安心してください。

今日から一緒に頑張りましょう。


2つ目

青春を生きる

「青春」という言葉と初めて向き合ったのは僕が社会へ出る直前、
立花隆氏の著作「青春漂流」という一冊の本との偶然の出会いからです。

ノン・フィクションの連載で、無名の若者の苦悩や躓き、
人生を選択し自らの可能性に挑む多くのドラマが面白く綴られています。

しかし、本当に強烈なのはその本のプロローグで語られている
立花隆氏の『青春』についての思想そのものです。
※今度、その本のプロローグを紹介するね。


「恥なしの青春、失敗なしの青春など、青春の名に値しない」

というタイトルから始まるその文章は、
当時の僕の心に刺さり、現在でも折に触れ見返す、
心の拠り所のようなものになっていたりします。

プロローグの中にこんな一節があります。

“いつからいつまでが青春期などと、青春を時間的に定義できるものではない。
自分の生き方を模索している間が青春なのである。“

ここから言えることは

・青春の期間は人によって全くことなる
・沢山挑戦して、沢山失敗したっていい

の2つです。

僕はこの本のプロローグを読んで、
同じ様な青春を社会人として送ると決めました。

で、現在の僕はというと、(今年で45歳)
今も現役バリバリで青春を送っています。
誰よりも青春を謳歌していると思っています。

青春は10代や学生だけの特権ではなく、
「自らの可能性を信じて挑戦を続けている時間」
だと、僕は思っています。

人生は一度きりです。

新藤さんにも、
後悔のない「青春」を送って欲しいと願っています。

これから僕らglassyのメンバーと一緒に
素晴らしい「青春」を刻んでいきましょう。


3つ目。

一隅を照らす

これは、天台宗の開祖である最澄の言葉です。
「一燈照隅 万燈照国」という表現もあります。

これは、
「一隅を照らす光が集まれば、その光は国全体をも照らすことになる」
という意味です。

人は誰でも、一隅を照らす灯りを手に持っています。
ただ、その灯りは小さいから一隅しか照らすことができません。

でも、他の人が持っている灯りを足すことができたら
照らすことのできる範囲は大きくなっていきます。

そして、全ての人が自らの灯りを持ち寄ることができれば
その灯りは国全体を明るく照らす希望になるよね。

ここから言えることも2つです。
1つは、自分が持っている灯りに自覚的になること。

自分が持っている灯りに気付くことができなければ
どこかを照らすことも、誰かを助けることもできない。

きっと、
暗いと言って灯りを欲しがってしまうと思う。

よく見て欲しい、
新藤さんの手にも一隅を照らす灯りはあるよ。
まずは、それをしっかりと自覚してください。

もう1つは、
新藤さんだから照らせる一隅があるということ。

僕は、ビジネスは団体戦だと思っている。
これは譲ることのできない信念です。

チームには様々な役割があります。

サッカーに例えると、(サッカー知らなかったらごめんなさい)
チームの戦術を決める人や、勝つために点を入れる人、
その人に絶好のパスを出す人や、点をとられない様に守る人など
フィールド上には沢山の役割があります。

フィールドの外にも、
選手をサポートする献身的なスタッフや
チームを応援してくれるサポーターなど、
多くの協力があってチームは存在できています。

僕らglassyのスタッフ一人ひとりは
自らが持っている灯りで一隅を照らしています。

新入社員の新藤さんだから照らすことのできる
一隅が必ずあるから見つけてみてください。
楽しみにしています。


そして、新藤さんの灯りが足されることで
社会を照らすglassyの灯りが増えることを願っています。


また飲みましょう!
ではでは。

2020年4月1日
工藤太一

こんにちは。最後までお読み頂きましてありがとうございます。このnoteは僕のつたない経営や、インナーブランディングを行う中でのつまづきや失敗からの学びです。少しでも何か皆様のお役に立てたら嬉しいです。サポートはより良い会社づくりのための社員に配るお菓子代に使わせていただきます!