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360°ワクワクさせるユニークな存在に!

360°ワクワクさせるユニークな存在に!

全てのモノは多面です。

人それぞれに考え方あり、価値観があります。
平たくいうと「人格」というものです。

組織にも考え方があり、価値観があります。
一般的には社風という呼ばれるものですが、最近では「社格」と評されたりします。

僕らがどんな会社を目指しているかというとこんな感じです。

「360°ワクワクさせるユニークな存在に!」

360°ワクワクさせるとは?

360°ワクワクとはいったい何でしょうか?
360°は様々に表現することができます。

① ステークホルダー
お客様、社員、協力会社、地域社会、株主など、企業を取巻くステークホルダーをワクワクさせる存在でいることは極めて大事なことです。社会に必要とされるということは、このステークホルダ―の方達に必要とされることです。

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② お客様と私たち
360°をシンプルに表現すれば、お客様も、そして僕ら自身もワクワクする存在になることです。お客様をワクワクさせることは当然として、僕ら自身もワクワクできる、そんな企業を目指そうと思っています。僕らの事業はインナーブランディングのご支援です。お客様を内側から元気にする仕事をしている企業が、自分達の会社を自分達の力で元気にできないのであれば話しになりません。

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僕ら自身がイキイキと働けていることが、結果としてお客様のためになると信じていますし、お客様の組織がイキイキとしてくることが僕らのイキイキ働ける理由だったりします。この良いサイクルを回していけたらと思っています。

③ 会社と社員
次の360°は会社と社員の関係です。僕は会社のスタッフを「glassyという会社を一緒に創っていく仲間」と定義しています。スタッフはお客様にサービスを提供しながら、glassyという会社も同時に創ってくれていると思っています。

会社と社員の関係は、人と組織の関係ともいえます。今、人と組織の関係は大きく変わろうとしています。これまでの関係から、全く違う新しい「解」が求められています。その「解」をソリューションとして提供していくことが僕らのミッションであり、ビジョンです。しかし、僕らもまだまだ未熟な存在のため、その人と組織の関係に悩み苦しむ瞬間も多くあります。

僕らはインナーブランディングの会社です。僕らがイキイキと働けていることが、お客様にとっても大事なことなのは前述した通りなのですが、僕らの組織がモルモットとなり、様々なインナーブランディング施策のトライ&エラーを繰り返すことが必要です。自社でやっていないことを「解」として語ることはできても、ライブ感を伴い、人と組織にある微妙なすれ違いや、それを超えていくターニングポイント、そして体温までを伝えていくには僕ら自身が施策の体現者であることが必要です。

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僕は、僕ららしい会社創りのために、スタッフと一緒に様々なことを試し、色んな所にぶつかりながら、躓きながら、擦りむいた膝小僧にツバでもつけながら創っていこうと思います。

④ 自分の外側と内側
最後の360°は自分自身です。会社で働くのは人です。人には思考と感情のフィルターがあります。そこを行き来しながらコミュニケーションを紡いでいきます。感情的になりすぎないことをしばしば「大人」と表現し、論理的に考えて物事を判断していくことになります。これが自分の外側の顔です。
しかし、本当に自分自身が成し遂げたいこと、生きたい人生とは何かを自問することも必要です。それが僕らの会社でできるのであればこれ以上に嬉しいことはありません。

また、人は社会に出て様々な経験を積みながら成長を遂げていきます。スキルを高めていくことは重要なことですが、それも外側の変化です。自分自身の本当のエネルギーは「肚」で感じるといいます。本当に大切なことは自分の内側にあるものに気づき、それを育て高めていくことだと思っています。
僕らの会社はまだまだこれからですが、会社もスタッフも互いに外側も内側も成長していけるような場所でありたいと願っています。

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⑤ 与え、与えられる関係に
英語だとGive&Takeとか言われますよね。最近ではGive&Giveみたいに見返りも求めず、与え続けることの大切さを説いている記事をよく見かけます。それはそれで大切なことだけど、Give&Giveした方が結果的に多くのTakeを得れるHowみたいな話しになっているので個人的にはどうかな~と思っています。

やはり、人は1人では生きれない。
この真理にかなうものはないと思います。

ゆえに僕はGive&Takeでいいじゃないかと思っています。日本で言うと持ちつ持たれつの関係です。人は支え合いながら生きています。それに自覚的かどうかが「大人」の定義ではないかと思っています。飛躍的に解釈し直せば「人は社会に生かされている」と言えます。そもそも与えられている存在なのです。その社会へ何かを与えられる存在に会社も個人もなっていけたらと思います。

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ユニークな存在とは?

ユニークであることを僕は大事にしています。ビジネスではユニークでないものは生き残れないのです。日本のカタカナ語では「面白い」や「楽しい」のような意味で使われることの多いユニークという言葉ですが、本来は「唯一無二」や「類のない」などの意味合いで使われます。

人に向かって「You are very unique!」と言われたら、「君はとても面白いね」ではなく、「君は変人だね」と言われているのです。(笑)

僕は小さい頃から「変わっている」と言われ続けてきました。
社会に出てからもそれは変わらず「何か独特だよね」とか言われます。
※大人になると伝え方がマイルドですww

冗談はさておき、企業でユニークであることはとても大切なのです。
「唯一無二」や「類のみない」企業になることはとても大変なことですが、僕らはそれを目指してやっていこうと思っています。

ユニークの条件とは?

ここで僕が現段階で考えているユニークの条件を列挙したいと思います。

1.ニッチで№1であること
2.独自のノウハウ・手法があること
3.社会的意義のある事業であること
4.成長性と収益性が高いこと
5.社員がイキイキと働いていること

1.ニッチで№1であること
これは僕の経営戦略の基本形でもあります。僕は新しい事業、新しいサービスを考える時にニッチであることを重視しています。言い方を変えると狙うべき市場はどこかについて一番深く考えます。今は結果としてニッチになることが多い。小資本の中小企業であれば当然の帰結であるが、あの市場が伸びているからの理由だけでは参入できない。自社の強みが活かせないものや、多くの資金が必要になる規模型のビジネスモデルに新規参入してもあえなく撤退するはめになるだけだからです。

勝てそうな市場を見極めるのは経営者としての大きな仕事である。しかし、勝てそうな市場が小さすぎてもダメで、あまりにもスケールしないものは魅力的ではない。勝てそうで、且つ、これから伸びそうな市場を見極める必要があります。その市場で日本一の企業になることが僕の経営での基本的な考え方です。そして、僕らはインナーブランディングの市場で日本一の企業を目指すことを決めました。

2.社会的意義のある事業であること
どれだけ儲かったとしても社会的な意義を感じない事業はしないと決めています。(僕の偏見です)
当然企業は儲けなければ存在できないので収益は大切です。しかし、掛け替えのない資源である人生の時間を使い創る事業が、社会的に意義のないものだとしたら悲しいことです。

企業には事業を通して社会を良くしていく不変の使命があります。僕らの会社も、多くのスタッフの大切の人生の時間を預かっています。その時間で僕らが新しい社会課題として捉えている「人と組織の問題」に解決策を提示したいと考えています。そして、それは多くの企業と、そこで働く人が求めているものであると確信しています。

3.独自のノウハウ・手法があること
僕らの市場はインナーブランディングというもので、人と組織がターゲットになります。人と組織の課題は個社単位の特性が強く、解決手法の標準化や、フォーマット化が困難な領域です。ゆえにこれといった解決手法が確立していない領域といえます。しかし、この領域への関心は高いため、企業は地に足がつき裏打ちされた理論のある解決手法を待ち望んでいます。僕らはその解決手法の提示だけでなく、ハンズオンで組織の中に入り込み企業内のチェンジエージェントと共に改革を進めていくパートナーを目指しています。


4.成長性と収益性が高いこと
会社は大きくしない方がいいというコンサルタントがいますが、僕は違います。社会への貢献は大きいほうがいいので、より大きなインパクトを与えることができるように会社を成長させていきたいと考えています。なので、会社の成長性についても重視しています。毎年毎年、確実に成長を遂げるビジネスモデルを構築することと、成長と同時に提供できるサービスのラインナップを拡げることを重視しています。

また、収益性については言わずもがなです。高収益企業が僕の経営が目指すところです。良い企業とは、年数でも、売上額でも、社員人数でも、ピカピカの固定資産でもありません。1人当たりの収益性が高いことが絶対条件です。

5.社員がイキイキと働いていること
僕らの事業はインナーブランディングです。言わば自社そのものがインナーブランディングのショールームのようなものです。そこで働くスタッフがイキイキと働いていることはとても大切なことです。仕事ですから大変な時は沢山ありますし、挫けそうになる時もあるかもしれません。しかし、良い仲間がいて支え合うことができればきっと乗り越えていくことができると信じています。そして、僕らの会社は表層的なイキイキを目指すのではなく、自らの掛け替えのない人生の時間を使うに値する、充実した時間を僕らの会社で過ごして欲しいと願っています。


企業そのものが究極の作品である

僕のキャリアは「ものづくり」の営業でスタートしました。
その後は様々な仕事に携わり、今は経営者になり「会社づくり」をしています。

ビジョナリーカンパニーという名著があります。
ビジネススクールの研究者でありコンサルタントの著者ジム・コリンズが、永く成功している企業18社を調査し、それらの企業に共通している「生存の原則」をまとめた世界的に有名な本です。

その本の中にこんな一節があります。

「企業そのものが究極の作品である」

この一節を読み、いつか僕も企業という究極の作品を作ってみたいと願うようになりました。今は経営者になり直接「ものづくり」をすることは少なくなりましたが、今も僕は「ものづくり」を続けています。そう思えるのはこの本を読んだお陰だといえます。

これからも「企業という究極の作品」創りを全力で続けていこうと思います。

360°ワクワクさせるユニークな存在に!

こんにちは。最後までお読み頂きましてありがとうございます。このnoteは僕のつたない経営や、インナーブランディングを行う中でのつまづきや失敗からの学びです。少しでも何か皆様のお役に立てたら嬉しいです。サポートはより良い会社づくりのための社員に配るお菓子代に使わせていただきます!