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簡易企業分析(株式会社AXELSPACE)

【目次】
1,対象企業の概要
2,簡易知財分析
3,アート思考・デザイン思考


1,対象企業の概要
株式会社アクセルスペース
(事業内容)
マイクロサテライト技術に基づくソリューションなど
(注目製品など)
『AxelGlobe』
人工衛星と光などのリモートセンシングを用いた分析システム

企業ホームページより


当該企業の下記特許発明の一図面(Tokkyo.A.iより引用)


2,簡易知財分析
(特許)
3件の特許出願が見つかった
JP6496158B
・課題の要約
地表、地下、海等の変化は1枚の前回の画像と1枚の今回の画像とでは予測し難く、高価

Tokkyo.A.iより

・解決方法の要約
超小型衛星画像を数年又は数十年に渡って蓄積して、地表、地下、海等の変化を知らせて、未来に生起する変化を色分けして予想させることにより安価

Tokkyo.A.iより

(商標)
製品名は見つからなく、企業名(JPT5995462)のみが見つかった。サテライト技術とは一見無関係の文房具などの商品も指定していることから、身近な商品に商標を用いて宣伝広告する意図が窺える

Tokkyo.A.iより

(考察)
サテライト技術とリモートセンシングの掛け合わせ自体は珍しいものではない。登録された特許発明の多くは「コスト」「小型化」「エネルギー効率」という課題を解決したことによるものが多いからである。
しかし、本発明から「何に対して」分析するかという目的を確立させ、それをクリアにするという「ニッチな用途」も登録率に寄与すると推察される

Tokkyo.A.iより
Tokkyo.A.iより


3,アート思考/デザイン思考
どちらも当てはまらないと考える。
ヒトが持つ「深層課題の解決」(デザイン)にも、 技術表現や社会的問い(アート)にもあたらず、技術の用途を探求するものだからである

企業ホームページより

以上


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