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ビール検定って役に立った?

明けましておめでとうございます。2023年ですね。
新年ということで、何か目標を立てたいな〜、資格取るとかどうかな〜と考えている人もいるのではないでしょうか?

てなわけで、今回は私が昨年2級・3級を取得した、日本ビール検定について紹介したいと思います。

概要とかはこちらの公式サイトを見てもらうとして、

ここでは「ビール検定ってなんの役に立つの?」「取る意味ある?」って部分について、私の主観的な意見を書きます。

ちょっと前に下書きしてたのをそのまま載せちゃいますね。
では、どうぞ!


資格や検定って、仕事のためにとることも多いですよね。中には「これはとってもそんなに仕事に役に立たたない」とか言われちゃうような資格もあったりして。

その点で言うと、ビール検定ってまあそんなに仕事に関連する資格じゃないですよね、ビール業界の人を除けば。私も、別にビール業界の人ってわけじゃありません。

なので、(あわよくばいつかビールの仕事できたらなとは思ってるけど)仕事とは関係なくビール検定をとりました。

ビールが好きっていうのも1つの理由だけど、別に資格がなくてもビール好きは名乗れるわけで。じゃあなぜわざわざ検定料やらテキスト代やら出してまでビール検定とったの?

それについて今日は書いてみようと思います。

ビールの楽しみ方に限界を感じていた

私はもともとビールが好きです。なのでいろいろなビールを飲んでみてたんですが、ある時からその楽しみ方に限界を感じ始めたんですよね。

こんなこと言うとアレですが、まあ似た味のビールって割とあるじゃないですか。そりゃちょっとずつ違いはあるけど、結局ヴァイツェンは何飲んでもヴァイツェンだし、IPAは何飲んでもIPAだし、みたいな。

それがちょっと悲しかったんです。

昔は、ビールを飲むと「えー!こんな味初めて飲んだ!」「珍しい味!」みたいな驚きや感動があった。

なのに、いろいろ飲み慣れてくると、せっかく珍しいビールやお高いビールを飲んでみても、過去に似た味のビールを飲んだことがあるから「あ、美味しい!」という感想しか出てこない。そのビールを飲んだ時の感想の解像度が極めて低い。

前、ヨーロッパ行ったときに色々教会めぐりしたんですが、初めは「綺麗!」「すごい!」と思っても、だんだん「結局全部一緒じゃん」って面白くなくなっちゃったんですよね。自分の知識不足ゆえに。その時に似た感じ。

あと、芸術でも食べ物でもなんでも、それ相応の知識がある人じゃないと良いものを見てもいいってわからないっていうじゃないですか。

だからやっぱり、体系的にちゃんと知識を身につけたいなと思って。

元々あんまり趣味が多くないというか、熱しやすく冷めやすいタイプなんです。それでもビールに対する興味は冷ましたくなかった。だから勉強して、もっと楽しく飲めるようになるしかない。

そう思ってビール検定を受けました。

ビール検定、役に立った?

立ちました!!
もういろんなビール飲んだし、結構マンネリ感あるなとか生意気ながら思ってたんですが、いーーーーやなんのその!!

世界には本当にいろいろなビールがあるわけです。飲んでみたいビール、まだまだあります。好奇心が再燃しました。

限定ビールとかリニューアルビールとか、何となく飲んでませんか?

たとえば、普段よく飲んでいるビールがリニューアルしました!とか、限定版出ました!とかありますよね。

そのとき、「そうなんだ!」と思って飲むけどまあ結局そんなに違いがわからないみたいなことありませんか?私はありました。

だって、どこどこのホップを導入しましたとか、酵母がどうとか言われても、あんまりわからないから。

でもビール検定でビールの勉強してからは、「あー、このホップを新しく導入したってことはちょっと香りが華やかになったのかな?」「前までのより苦くなってるのかな?」とか、素人に毛が生えた程度ながらも思うわけです。

それで実際味の違いがわかるかと言われればまあわからないことも全然ありますが(笑)、やっぱり楽しさが違います。

歴史を知って飲む美味しさは格別

あとは、海外のビールなんかだと「あー昔の海外の人は農業の合間にこういうの飲んでたのね」とか、「修道士の人たち、断食の合間にすきっ腹でこれ飲んでたのか…」とか、「これがアメリカのクラフトビールの元祖…!」とか、「絶滅の危機から復活したビール…!!!」みたいなことを考えながら飲めるようになります。

これ個人的にはすごく楽しいし、場合によってはちょっと感動したりなんかもします。

仕事に役立つわけじゃないけど、人生の楽しみが増える資格

今こうやって思い返しても、やっぱりビール検定をとってよかったなと思っています。

もちろんテキスト買おうと思うとお金はかかるし、試験代もかかります。でも、ビール検定を受けないにしても、ビールに限らず物事を深く知るって人生を豊かに楽しくするなって改めて実感しています。

これは人によりけりだと思いますが、私は資格試験とか関係なくただ趣味でビールのこと勉強しようと思って雑誌とか本とか読んでもあんまり頭に入らないんです。続かないし。笑

だから、資格取るぞ!とちょっと自分にプレッシャーを与えつつ趣味を深めるというのは、ビール検定に限らずおすすめです。

仕事の役には立たずとも、単に「ちゃんと頭に入れるため」という目的で資格取得を目指すのもありだと思います!

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