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私たちは発展途上。『野心』という火は心の奥で燃え続けている

31歳。

人生のステージは30代に入った。

「私ロンドンで必ず夢中になれるもの見つけてくる」そんな言葉を残してロンドンへ旅立った美容師の友達のインスタグラムには、外国人のモデルさんのカラーリングやカットをしたストーリーが今日もズラッと並ぶ。

オーストラリアでバリスタの勉強をしていた友達は、普通の会社員ではなく、やっぱりカフェの仕事がしたいとワークショップに出かけたり、自分でできることを探しながら頑張っている。

個人のエステサロンを2021年に開業した友達は、丸一日休める日は、月に一回しかないと言う。人を雇える余裕が無いから、ホームページやSNSの更新も全部自分一人で行っている。悩み事ができると事業の邪魔になるから、今は彼氏を作らないらしい。

またある友達は、「セックス・アンド・ザ・シティ」の映画のブームがまたやってきたと言う。

20代の頃のようにお金が無いわけではないし、自分で食べていける分には何不自由なく暮らせている31歳。

だけど私たちは、「お金」と「時間」の両方を掴む感覚をまだ知らない。

昔のように、野心を剥き出しにして朝まで語ることは無くなったし、上司に突っかかることも無くなったけれど、

野心という火は心の奥で静かに燃え続けている。

「私はバーキンを持ちながらエコノミーに乗りたくないのよ。バーキンを持つならビジネスかファーストクラスに乗らなきゃいけないと思っている」

態度やふとした言動から伝わってくる『野心』。

私たち、本当は30歳でバーキンを持ちファーストクラスに乗る女性になっているはずだった。

でも現実は違かった。

想像していたよりもずっと現実は厳しかった。

若くして成功を収める人を見ては嫉妬を覚え、いつか自分はアンタを超えてやると、今までの人生の8割は悔しい思いばかりをしてきた。

自分には才能も何もない。

でも「頑張りたい欲」だけは誰にも負けなかった。

登りたい山が見つからずにもがき続けた20代。

野心の使い方がわからなかった。

みんな必死になって、自分にできることや向いていることを探し続けてきた。

人生が一度きりならば、

結婚して幸せな家庭を築くことよりも、

好きなことを仕事にし、自分で稼いだお金でファーストクラスに乗って世界を飛び回りたい。

恋愛は仕事の次でいい。まずは仕事を頑張らないと。

安くて可愛いものが世界にはいっぱい溢れているし、高望みしなくても幸せを見つけることが簡単な時代になった。

LCCを使えば、海外旅行なんて誰でもできる時代。

でもシャネルのスーツを人生で一度も着ないで死ぬなんて私はやっぱり嫌だ。

別にブランドものが欲しいわけではない。

惹かれるモノがたまたま高級なだけ。

着てみたいと思う洋服が高価なだけ。

一流ホテルは涙が出るほど美しい空間だと感じただけ。

二十代で頑張った結果は三十代の人生に反映されるし、三十代に努力したことは四十代の充実感にそのまま比例される。林真理子「野心のすすめ」

30代はギリギリまだ若い世代に入る。

そして勝負をかける10年でもある。

絶対に後悔なんてしたくない。

やってしまったことの後悔は日々小さくなるが、やらなかったことの後悔は日々大きくなる。林真理子「野心のすすめ」

この10年をどう生きるか。

これによって人生は大きく変わってくると思うんだ。

いい年頃の女の子が恋愛よりも仕事を優先してガムシャラに頑張っている。

頑張らなくてもお金が稼げる時代になった?

女のくせに野心とか言うなよって?

金持ちの男を見つければいーだけじゃんって?

テクノロジーがどんなに進化を遂げても、必死で頑張った人にしか分からない世界がこの世には絶対に存在するんだよ!

だから『野心』という火を絶対に消してはならない。

「お金」と「時間」を掴むんだ。

バーキンを持ってマノロのヒールを履いて、エミレーツのファーストクラスで世界を飛び回るんだから!

いつだって私は頑張る女性の味方でいたい。

NEVER STOP SHINING

-輝き続ける

私がその先陣を切って、走り続ける。

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