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諦めない気持ち

毎月保護者の方々と連絡帳のやりとりをさせていただいています。そこに素敵な出来事が書かれていました。

お母さまの見守り方が素敵だと思い、共有させていただきます。

『最近、すごく感動したことがあり、さち(仮名)は出来ないことがあるとすぐに癇癪(自宅で)を起すのですが、「ママ、手伝って」も言わなかったので、見守っていました。怒りながらも何度も何度も挑戦している姿をみて、出来るまでやりたい!という気持ちがさちは大きいんだなぁ、と思いました。これもジラソーレで明美先生が声掛けしてくれていて、諦めない気持ちを持たせてくれているんだなぁと感じました。最後を手伝う?と聞いて、一緒にやりました。』

きっと、癇癪を起している際、大人が早く静めたいと思って、「はいはい。もう忙しいのに・・」とやってしまったら、自分の気持ちをコントロールするという機会もない。

そして、自分は出来ないんだという気持ちになってしまったかと思います。大人が子どものお手伝いをする際には、必ず子どもの同意を得てから援助します。

「手伝って」と言わないときは、どうしてもできないかな、気持ちが焦っているかな、発達に合っていないものかなと、見極めて声掛けをしたりしています。

その感覚はお母さま自身が学んでいくしかありません。

どこで見守り、どこで声掛けをするかインファントクラスで実践しています。マニュアルではない、子どもの何を大切にするか、子どもと真正面から向き合うことの意味。

もうすぐ誕生日のさちちゃん。お母さまと一緒にケーキを作るそう。

素敵な誕生日を迎えてね。

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