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今日は父の日で夏至で部分日食でわたしの誕生日。

朝から忙しかった。職場の七夕飾りの為に、竹林のメンテナンスをしているNPO法人のところへ、笹をもらいに行った。ただもらうだけでは申し訳ないので、少々お手伝いをした。コスモスのタネをまき、ひまわりのタネをまき、苔玉を作った。楽しかった。

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ムスメが誕生日プレゼントに高級食パンをくれた。「じゃあ、夜はサンドイッチだな」とオットが言う。わたしがもらったパンなのに、なぜあなたがメニューを決めるのか。サンドイッチは好きだからいいけどさ。「ところで今日は父の日だ。なんかくれ」とオットが言い、ムスメが「あ?父の日?あっそ」とあしらっていた。ふふん。

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夕方、玄関先で、日食が見えるの見えないので家族でワーワー言ってたら、隣の人が出てきて、専用のフィルターを貸してくれた。太陽がハッキリと凹んで行くのが見えた。すごい。それを写真に収めたかったが、うまくいかない。フィルター越しにスマホで撮ったら、反射しておかしなところに写り込んだ。しかも二つ、逆さまの映像だ。

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夕食のサンドイッチの具をせっせと作りながら、なぜ祝われるわたしが働くのか違和感を覚える。しかし、誕生日会だと思うと疑問が残るので、ここは「父の日」と思うことにした。しかし、オットはわたしの父ではない。さらに疑問が残る。

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「本日の宴は二部構成にします。それでは第一部、父の日の会を始めます」と開会の挨拶をして、サンドイッチを食べた。軽くトーストした食パンに、各々が好きな具を乗せて食べる。手巻き寿司みたいで楽チンだ。うまいうまいと言いながら、家族で1斤半をペロリと平らげてしまった。

しかし、一気に食べてしまったので、ケーキを食べる気にならない。しばらくゴロゴロしていたら、「早くケーキを食べようよ」とオットが言う。なんだと?ケーキを食べるのが目的なのかとなんくせをつけたが、ケーキを用意してくれたのはオットである。じゃあ食べますかね。
箱から出したケーキに、うちの庭で採れたブルーベリーをムスメと一緒に追加して、ケーキの横っ腹にもグイグイと押し込んだ。ろうそくの火を吹き消そうとしたら、正面に座っているオットが「やめろ危険だ。飛沫が」とかなんとか言い出した。構わず吹き消したら、オットがケーキの箱を盾にした。

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ムスメが「じゃーん。はい、お誕生日おめでとう!はい、父の日ありがとう」と言って、わたしとオットにそれぞれ小さな包みをくれた。しかしそれは、商品をプチプチで包んだだけの、簡素なものだった。
「お店の人がね、プレゼント包装にしますか?って聞いてくれなかった。さっさとプチプチに包んで、『はい』って渡されたんだよ」とムスメは悔しそうだった。一緒に買い物に行った友だちは「プレゼント包装にしますか?」と聞かれていたらしい。ムスメよ、いいんだ。その気持ちだけで、とてもありがたいから。

今日はいろいろなことが重なった。さらに、noteも連続投稿300日目の節目でもあった。ありがたいことばかりだ。




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