男塾法律相談100選⑰
面会交流を拒否する娘から、パパ死ねと言われた
いま何をすべきか
どうしたらいいのか
場合によっては面会交流を強力に推し進めることは、いったん時期を見ることもしやにいれるべきでしょう。浮気が原因で妻と離婚調停中であることは、まず間違いなく、今の状況ですと尾ひれ葉ひれがついて子どもに伝わっていると思われます。
13歳の子どもの親権は妻にわたすのですが、面会交流に関する取り決めは大人どおしでできることですが、どうしても、子どもの意思や気持ちに左右されてしまう面があります。「パパ死ね!」「パパには二度と会わない」、とメールをしてくる状況で、面会交流を無理に推し進めることには限界が生じてしまうのではないでしょうか。できれば、将来的な取り決め、たとえばお子さんの情緒が安定したタイミングで再度協議をする、携帯を持たせておく、ラインでつながっておく、など、少し距離があるコミュニケーションを図るのが良いかと思います。
どうしてはいけないのか
不倫したことを過度に否定してはいけません。また、奥さんの悪口を言うことも基本的にはNGです。子どもに『お母さんが片づけをしないからこうなった』『お母さんも若いころ男がたくさんいた』『お母さんの金遣いが荒いからこうなった』などと弁解をしてしまうと、何の意味もありません。逆効果です。お子さんにラインで執拗に連絡を取ったり、過度に機嫌を取るのも得策とは言えないでしょう。大切なことはフラットであることではないでしょうか。
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