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8/27 映画「リボルバー・リリー」を鑑賞♪令和の今だからこそ見たい 心に痛みを抱えて戦う女性のストーリー

1.東急プラザ銀座7階衣装展示

東急プラザ銀座7階にて、衣装16点を展示している。

真っ白なワンピースは最後の銃撃戦で赤く血に染まり百合の花が浮かび上がる


写真は75点。(展示は8/31まで)

2.観たいと思ったきっかけ

東急プラザで衣装などを観ていたら、映画をみたくなり
近くの丸の内TOEIへ。
TVで見た綾瀬はるかの演技も心に残っていたし。

※1  2016 カズオイシグロ「私を離さないで」
※2  2006 東野圭吾「白夜行」など。


ストーリーは、ネタバレになるのでココでは
あえて書かないが、綾瀬はるかのガンアクションがカッコいい♪
(シシドカフカもカッコいい!)
映画の登場人物も主役級の俳優さん達が多く出演していて見ごたえがある。

3.タイトルに「リボルバー」が付いてるから

映画タイトルに「リボルバー」が入っている。
原田マハの本「リボルバー」は、ゴッホがリボルバーで自殺したと言われている謎に迫っていて興味深かった。

4.時代背景

時代は、1924年(大正13年)。
関東大震災から1年が過ぎた頃。
軍国主義が色濃くなってきていた。
銀座あたりが激戦地となる。
(昔あった松坂屋が冒頭で映し出される。
現在は、銀座SIXに建て替え)

5.大正ファッション

大正時代のファッションが素敵♪
体に沿うシルエットがなんとも女性らしい。

スパンコールやレース使いが艶やかで、
ラスト銃撃戦の白いワンピースが血に染まるシーンは印象的。

【綺麗な服を着てハードに戦う】姿が新鮮だ。

主人公・百合には、美意識がある。
かって、愛した男に言われた「殺し合いにも身だしなみは大事だ」という言葉を愚直に守り、絶対に動きにくいであろうドレス姿で戦いに臨む。

1シーン1シーンの美しさにこだわって創られていると感じた。

(最後のシーンは続編を匂わせている?)

6.現在と重ね合わせてみると

関東地方は首都直下型地震がいつ起こってもおかしくないと言われている。
2023年9月1日で、関東大震災からちょうど100年を迎える。

ウクライナ戦の真っ只中でもある現在、
長谷川博巳さんのセリフ「戦いはいつも矛盾だらけでした。」という言葉が心に沁みた。


NHK連続テレビ小説「らんまん」は、録画して欠かさず観ている。
実在した植物学者のお話なので
草花が沢山取りあげられて癒される。

「らんまん」には明治時代の海軍も出てきて、この映画の大正時代へと続く流れを感じる。

「リボルバーリリー」の原作を読んでいないと分かりづらい所もあったので、鑑賞後パンフレットを購入。
厚さ4ミリくらいあってとてもしっかりと製本されている。
なので、通常パンフレットの倍くらいの値段にも納得した。


※1
綾瀬はるか、三浦春馬、水川あさみ。
『わたしを離さないで』とは、日系イギリス人のカズオ・イシグロが2005年に発表した
長編小説で、日本ではTBS系列で放送された脚本・森下佳子によるテレビドラマである。
「臓器提供」を目的としてこの世に誕生した
「クローン人間」の子供時代から始まり、成長とともに人生を受け入れ、全うしていく姿がドラマの中で主人公の恭子、友彦、美和の姿を映しながら描いていく。見どころは、作品の中では、現実の人物に近いキャラの恭子が自分の人生を振り返りながらすべてを受け入れ「生きる」ことに前向きになるという作品になっている。

※2
綾瀬はるか、山田孝之。
「白夜行(びゃくやこう)」は、あまりにも残酷な運命を与えられた少年と少女の物語。
幼い頃、初恋の少女を助けるために父を殺した少年と、少年をかばうために母を手にかけた少女が、その後14年間、手に手を取って生きていく。人生のすべてを捧げ続けた少年と、すべてを懸けて応え続けた少女。あまりにも“残酷で、孤独で、純粋な”二人の魂を、14年の愛の軌跡を、山田孝之・綾瀬はるかの、ドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」(2004年)のゴールデンコンビで丁寧に描いていく。

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