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76回目を迎えた8/9「長崎原爆の日」に伝えたい

今日8/9は、 長崎原爆の日です。
1954年(昭和20年)8/6に広島、8/9に長崎
にアメリカ軍が原子力爆弾を投下。

「広島原爆」と「長崎原爆」の違い

広島原爆と長崎原爆を比較すると、使
用された燃料や爆発時の破壊力、被害
状況などが異なり、破壊力の大きい原
爆を使われたのが長崎原爆、被害が大
きかったのが広島原爆であった。 


日本は、世界唯一の原爆被曝国。
長崎と広島では、子供の頃から原爆
のことを授業で習うと言う。


でもそれ以外の日本人は、その本当の
悲惨さを知ることができていない。
(私も東京生まれ東京育ちなので
残念ながら、受けていない。)

原爆を生き延びた人たちは「被爆者」
と呼ばれている。
被爆者は放射能汚染や精神的なトラウ
マなど、恐ろしい原爆の後遺症に悩ま
され続けた。


昨日テレビのニュースで、22歳で原爆の
「証言者」(語り部)となった坂本薫さん
の活動を紹介していました。

「あの瞬間、伝え続ける」22歳の決意 間近に迫る被爆者なき時代

自らの体験を生々しい言葉で伝えてきた
被爆者の平均年齢は83歳を超える。

二つの被爆地は、体験証言を受け継いで
修学旅行生や観光客に語る人たちを養成
している。
長崎は「家族・交流証言者」、広島は
「被爆体験伝承者」と呼ぶ。
託す側は年々減り、受け継ぐ側も継続
の難しさを抱えながら「被爆者なき時
代」の発信を模索している。

80歳以上になる被爆者の記憶を丁寧に
受け止め、それをわかりやすくまとめ
て伝えることは、根気がいる作業だし、
簡単なことではない。

詳細記事↓
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/655723/


他にも、「核兵器禁止条約」の記事が
気になりました。
(↓『anan』2021年3月24日号より引用)

日本は世界唯一の被爆国なのに…「核兵器禁止条約」を解説

被爆国だからこそ核の脅威を皆で共有
するべきでは。
核兵器の開発、製造、保有、使用等を
禁じる国際法「核兵器禁止条約」が1月
22日に発効しました。
2017年に122の国と地域が賛成し、国連
で採択され、2月末現在54の国と地域が
批准しています。
第一次世界大戦
時に化学兵器で多くの悲惨な犠牲が出
たことから、毒ガスなど、非人道的な
兵器は国際法で禁止することになりま
した。
ところが、第二次世界大戦では原子爆
弾が広島と長崎に落とされ、甚大な被
害をもたらしました。
核兵器は、米ソ冷戦時代には一度使っ
たら人類破滅になるほどの脅威となり、
核を持つことが、戦争勃発の抑止にな
ると考えられてきました。
しかし、核を持つ国と持たない国の格
差は増すばかり。
そんななかで、核兵器禁止条約が生ま
れたのです。
実はこの条約に核保有国は参加してい
ません。
日本も、アメリカの核の傘に守られて
いるという立場から、採択の場に参加
しませんでした。
当初、「核保有国の参加しない条約な
んて意味がない」と、賛同を得るのに
非常に苦労したそうですが、日本の被
爆者の方々や反核団体が核の被害を丁
寧に発信し続け、草の根的にその壮絶
な悲惨さが伝わり、条約の発効にこぎ
つけることができました。
しかし、肝心の日本国内では、核の怖
さが人々に伝わっていないのではない
かと危惧しています。
日本は世界唯一の被爆国なのに、核に
ついて語ることがタブー視されがちで
す。
広島や長崎で育った人たちは平和教育
を受けますが、その他の自治体ではど
うでしょうか。被爆体験を描いた漫画
『はだしのゲン』も図書館から追いや
られそうになりました。
いまでは小型の核兵器が開発され、使
える核として脅威になっています。
もしも東京に撃ち込まれたら、アメリ
カは迎撃するかもしれませんが、それ
が離島だった場合はどうなるのか。
「核の傘」という概念も時代によって
変化することに、私たちは意識を向け
なければいけません。
核兵器禁止条約の締約国会議には条約
を批准していない国も参加できるので、
核保有国のオブザーバー参加が求めら
れています。
核保有国と非保有国の橋渡し役として
日本にできることが、きっとあるので
はないかと思います。


私たちが綺麗だと眺めている夕日も、

「私は夕日が嫌いです。今でも、あの
燃える広島を思い出します」と語る、
被爆者の言葉が心に刺さった・・・。

今の日本人の暮らしは、被爆者たちの
犠牲の元に成り立っている。

20,30代の若くエネルギーのある方達に
世界唯一の被爆国としての「現実」を
ぜひ世界中に伝えていって頂きたい!
世界の平和を守ってもらいたい!
と切に願っています。

こんなグラフを見つけました。

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 ※「はだしのゲン」は、広島市出身
の漫画家 中沢啓治氏による作者自身の
被爆体験をもとにした漫画。
作者の分身である主人公ゲンが、原爆
で家族を失いながらも、戦後をたくま
しく生き抜いていく姿が描かれている。


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