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「言う」と「伝える」は違うby柴田陽子

「勝者の思考回路」、と言う本に出会いました。
図書館で借りて読み、その後購入しました。
表紙の笑顔が輝いています♪

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文字が大きめなので、さらっと読めてしまいそうです。

私は作者のことを全く知りませんでしたが、
「ブランドプロデューサー」として、数多くの実績を残している方。
2018年の『プロフェッショナル仕事の流儀』(好きな番組、でも見逃す)
にもご出演されたとか。

目次をみるだけでも、キラリと光るものを感じます。
例えば、
・知らないことは罪だ。
・「言う」と「伝える」は違う。
・晴れた日に道の真ん中を歩くように、仕事する。
・「変わることに強い人」が結果を残す。

この中からタイトルにした「言う」と「伝える」は違う、を転記して
ご紹介します。


私たちのコミュニケーションは、ほぼ会話で成り立っています。
だから、普段からどういう言葉選びをしているかは非常に大事です。
言葉選びは、コミュニケーションの1丁目1番地です。
ただし、こちらから何かを「伝えよう」と思ったときには、言葉を選ぶだけでは全く足りません。
その言葉が、こちらが期待している形で相手に届いているとは
限らないからです。
言葉は、それを話しているこちらのものではなく、「受け止めている相手のもの」、という認識が必要です。あなたの発した言葉を、どうとらえ
理解するかは相手の自由なのです。
だから、相手がクライアントであっても、社員であっても、子供であっても、
友達であっても、恋人であっても、私は何か伝えたいことがあれば、
言いっぱなしにはしません。
必ず、相手の表情、相づちの打ち方、返ってくる言葉などを丁寧に
観察し、本当に伝わっているかどうかを確認しながら話を進めます。
でも、それが出来ている人は少ないのです。
そのため、どこかで誤解が生まれ、本来なら手にできるはずの
成果を逃しています。
経営者にヒアリングを行うと「いくら言っても社員がわかってくれない」と
言う声がよく聞こえます。
彼らは確かに「言っている」のだけれど「伝える」ことができていないため、経営者の目指すことが、実現できずにいるのです。
とくにこれからは、勤務形式も多様化し、直接顔を合わせることなく
進んで行く仕事も増えていきます。
そういう時に、「私はちゃんと言ったからOK」、というスタンスでいると
失うものも多いでしょう。
一方で、「自分の言ったことは正しく相手に伝わっていないのではないか」
と恐れる繊細さをいつも持ち合わせていれば、微妙な修正も可能になるので、
たいていのことは伝わるはずです。


私はこれを読んで、とても反省かつはずかしさを感じました。
まだ20代のころ新卒入社の後輩A子に、仕事を教えることがありました。


私は、そんなにきつく指導した覚えはなかったのですが、
給湯室(昔はお茶当番というものがありました。)でA子が泣いていた
らしく私が、いじめている?といううわさが!?

その後、いじめの誤解は解けましたが、正に「言ったことが伝わるまで
確認できていなかった」、のです。
せっかちでどんどん自分で動いてしまうタイプだったので、A子にしたら
わからないことを、聞き返しづらかったのかもしれません。

『言葉は諸刃の剣』、人を幸せな気持ちにも不幸な気持ちにも
させてしまいます。
悲しいことにSNSでも、「言葉」で命を落としてしまう人が増えています。

「マイナスの言葉」を伝えなければならない時は、一呼吸おいてから
発したいですね。

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