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本「ぜんぶすてれば」の著者は生きる為に必要な分を除き、稼ぎは全額寄付していた⁉️

リクエストしていた本「ぜんぶすてれば」
中野善壽 著をやっと読むことができました。


いさぎよくてカッコいいです❗️
ここまで徹底するのって、一般人には
とても難しいことですが考え方には共感
しました。
しかも、尊敬する人物は「空海」!?
私が5回続けてnoteに取り上げたばかり
の空海。
偶然なのでしょうか・・・?


2年前のインタビュー記事を見つけました。

2019.2/3 PERSON 滝川クリステル「いま
1番気になる仕事」より抜粋。
※2年1ヶ月前の記事なので、現在はCEOは
退かれています。

目立たず欲せず身の丈で生きる

滝川:今日は天王洲アイルの寺田子倉庫
本社にお邪魔しています。
天王洲アイルはかっての倉庫街のイメー
ジが様変わりして、いたるところにアート
作品が並んでいます。
再開発を先導してきた寺田倉庫に、代表と
して就任されたのが8年前。社員数を14分
の1にするなど、大胆な経営戦略を行い
一人当たりの売り上げを8倍に増やした
と記事で読みました。
そして関連事業のいくつかも売却して、
意図的に絞ったとも。
中野:大きければ生き残れると言うわけで
はありませんから。自然界を見ていても、
恐竜よりネズミとか小動物の方が強くした
たかに生き残っているでしょう。
ビジネスにしても多くの人がわかりやすく
覇権を握ることに躍起になるけれど、弱く
ても生き残っているところに目を向けた方
が、学びが多いと思う。
世の中は計算外の積み重ねだから。
滝川:ご自身もとてもミニマリストで、収
入のかなりの割合を寄付なさっているんで
すよね。
中野:27歳の時から、東南アジアの就職
活動や、子供たちの教育支援をしています。
生きるために必要な分を除き、稼いだお金
は全部寄付している。
だから稼ぎの割にはお金がないんです(笑)。
滝川:27歳の時、寄付をしようと思ったきっ
かけは何だったんですか?
中野:たまたま知り合いから不遇な状況にあ
る人たちの話を聞いたんです。
当時は半年に五千円の寄付で子供たちが5人、
高校まで進学できたんですよ。
五千円なんて銀座で飲んだらすぐになくなる
金額でしょう。
もともと欲しいものもないし、では寄付し
て社会に還元しようと。
滝川:欲しいものがない。
中野:ええ、時計も車も家もありません。
27年ほど台湾に住んでいるんですが借家で
、家賃が月に12,000円。日本に来る時は
寺田倉庫が用意してくれた部屋に滞在
します。
下手にものを持つと子供たちが喧嘩する
しね。資産は± 0円で死にたいなぁと。
滝川:その考え方は昔から?
中野:そうですね、戦後の何もない時代に
育ったと言うのもあるけど。それに僕らの
世代は40〜50代の働き盛りバブル経済を
経験しています。
人は同じだけの福を与えられていると僕は
思っていて、人生のはやい段階で使い切っ
てしまったように思える人が周囲に結構
いたんですね。
そして悲劇のきっかけは大抵金とマスコミ。
なんとか賞も怖い。
滝川:だからメディアにもあまり出られな
いのでしょうか。
中野:なるべく目立たない生活が1番だとは
思っています。
でも全く何もしなければ仕事にもならないし
、ある程度は稼がないと世の中の役に立てな
いから、そのバランスはいつも、注意深く
意識しています。
滝川:徹底していますね。普段はどんなス
ケジュールですか?
週2日、オフィスに出勤されるそうですが、
生活のリズムは。
中野:大体決まったルーティーンで、空い
た時間に予定を30か45分単位で刻んで入れ
ています。1時間以上かかる予定はほとんど
入れません。
滝川:常に動いている感じ。
中野:止まると何もしなくなっちゃうから。
僕は欲しいものも、やりたいこともないん
です。休日は食べるものもめんどくさい位
だよ。遊びにもいかない。
滝川:そんな仙人みたいな。
中野:昔は女の子にも興味あったけど、
それももうね。睡眠欲はあるかな。
大体4時間位は寝ているけど、今はヨー
ロッパ方面とやりとりしていることもあ
って、時差の関係や移動の負担もあるん
だと思う。
5分でも時間があると仮眠します。
それが幸せ。重要なプレゼン直前の待ち
時間でも寝ちゃう。
滝川:緊張はしないんですか?
中野:あまりしませんね。
実際以上によく思われる必要はないし
身の丈で話すだけです。
ずっと野球をやっていたんですが、緊張し
ないから試合に強かったんですよ。
小手先のことなんか考えない、とにかく
思い切ってバットを振ることだけ考える。
子供の頃の話ですが、ずっと補欠でした。
滝川:指示に従わない!
中野:バントのサインが出ていても、思い
っきり振る。
ピッチャーとしてもカーブを覚えろと言わ
れて、まだやりたくないと答えたら叱られ
て、試合に出してもらえなくなりました。
滝川:納得のいかない指示だったんですか?
中野:ボロ負けしていて、ランナーが1人し
かいないのにバントしても勝てないじゃない
ですか。それに試合の記録は残ります。
バントの上手い選手として記録されたく
ない。
カーブだって子供のうちにやったら
すぐに肩を壊しちゃう。
「今日だけ良ければいい」という事は、
子供ながらにしたくなかった。
滝川:その頃から長期的な目を持っていらし
たんですね。
中野:僕は両親がいなくて、育ててくれた
祖父母も小学生の時に亡くなりました。
野球は祖父の勧めで初めて、結構期待もし
てくれていたから、途中で止めるのは申し
訳ない気がしたんです。
特別に野球好きと言うわけでもなかった
けど、せめて大学までは続けたいと。
まぁ監督にやったら怒られたので、世の中
が理不尽で、どうにもできないことがある
んだっていうことを学ぶ機会にはなった
かな(笑)。

天王洲アイルは、オープン当初に食事で、

その後はアート関連で訪れたことがあります。

周辺全体が【アートしている】雰囲気です。


現代は、すべてのことが多すぎます。
特に情報過多なので、本物・本質を見抜
ける人は要点、必要な事だけ選べますが
ほとんどの人は、情報の波に溺れています
、私も含めて。

過去 情報の波に踊らされ、FBやアメブロ
のフォロワーを増やすことを意識したり、
様々なところのメール情報をみたり、、。

それらことにふと、、?疑問を感じて
昨年からこの【note街】へやってきました。
「心に橋がかかる方」と繋がれたら
嬉しいな、と思っています。

こんな私ですが、これからもどうぞ
よろしくお願いします♪

最後に「ぜんぶすてれば」の中で
こころに残った項目の1部をご紹介します。


・周りになんて、合わせなくていい。
自分の中のレジスタンスを守り抜く。

・人の評価は気にしない。
自分自身が納得できるか。

・世の中に安定はない。
常に流れるのが自然の摂理。

・ふるさとに縛られるのも、
幻想でしかない。


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