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狭い世界の偏った思考

この記事は
「人と人を繋げる洋菓子店 Sweets銀の糸」
の提供でお送りします。

(✿✪‿✪。)ノコンチャ♡当分糖分製作所です!
今日は「狭い世界の偏った思考」
について。

子育てママ・パパにお伝えしている内容です。

□子どもを怒る□
子どもを叱る親は多いです。
お行儀や礼儀を教えるために、少しの叱責もあるかも知れません。
しかし、根本的な所で
「行儀」とか「礼儀」という言葉自体、子どもは知っているでしょうか?

「できないと恥ずかしい思いをする」
本当にそうでしょうか?

例えば
ご飯を手で食べる とか
落ち着いていられなくて動き回る
って「その行動をしている本人」は恥ずかしいと思っているのか?
その子の周りにいる子たちは
「あの子恥ずかしいことしてる」
って思うでしょうか?
きっと、周りも同じように行動している子が多いはずです。

□怒る□
怒るという親の行動で、子どもの行動は改善されません。
なぜなら、怒っている親の怒っている内容は「親も大人になってから身に着けた事」だからです。

ここで子どもに伝わる事はたった一つで
「大人は怒る」という事実だけです。
この事実が子どもに伝わって、その子どもが大人になった時、自分の子どもを怒ります。

「内容は分からないけど、行動は理解できる」
そんな感じです。

□ご飯を食べる□
ご飯を食べる時に、散らかして食べたり、手で食べたりする子どもも多いです。
「行儀良くしなさい」
「手で食べたら行儀悪いでしょ」
って怒られています。

そのくらいの子どもが「行儀」を理解できていたら凄いです。

ここで
「出来ない事」を見つけるのではなく
「この子は何を学んでいるのか」
と考えるようにします。

子どもは
「空腹時にどうすれば、空腹を満たせるのか」
という事を食事を通して学んでいます。

そこを覚えた後に、「行儀」という言葉を覚え「行儀」という行動を覚えます。

□狭い視野□
大人になると、大人の価値観しか残っていないので、その価値観に照らし合わせて子どもを指導します。
しかし、確実に「子どもの価値観」も存在します。

その価値観に合わせて、道案内をしてあげるのか
自分の価値観に合わせて、無理やり方向性を変えるのか

大人の考え1つで子どもの未来が変わってきます。

子どもの知識は家以外の外部から入ってくることもあります。
「これは恥ずかしい事なんだ」と感じた時に改善されます。
変化は内側からです。

大人が持つ「狭い価値観」の中で子どもを見てしまうと
子どものとてもいい部分が潰れてしまう事もあります。

「良い」「悪い」の価値観ではなく
「この子は今何を学んでいるのか」
そんな優しく広い目線で子ども達に関わっていくと
世界が良い方向に進んで行くと思います。

お読み頂きありがとうございました。

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