詩)ガザの教師スアド
ガザでは三ヶ月で
380の学校と大学が破壊され
62万5000人が教育を受ける権利を奪われ
2万2722人のいのちが奪われ
そのうち1万人が子どもだ
7000人が女性だ
4156人の生徒と教師220人も殺害された
人口230万人のガザで
190万人が家を追われた
ガザの病院は600回以上攻撃を受け
物流は止まり
飢餓が広がり
女性のプライバシーは失われ
非衛生で劣悪な環境で
感染症が蔓延している
ガザの教師スアドはこう言う
「イスラエルがガザの子どもの教育を奪ったことは歴史的犯罪だ。殺された生徒や教師たちのことを絶対に忘れない。
全ての学舎が破壊されても挫けない。
それでも 生徒たちに屋外でも授業を続ける」
ガザではひとつの学校に500人しか受け入れられないところに8000人も避難している
調理用のガスがないために生徒の使っていた机や椅子も薪になっている
子どもたちの願いは
停戦
眠ること
マクルーバを食べること
先生に会うこと
今 僕はジェノサイドを目撃している
その真っただ中で
学ぶことが未来をつくると
次の世代を希望に変えることが出来ると
可能性を求め 格闘している
教師がいる
2022年に詩集を発行いたしました。サポートいただいた方には贈呈します